汀艷の庭園「菫」

…なんて毎度駄洒落をぶちかましております TeiEn PRESENTs 園芸随想録です。

Sunny Side ～清く正しく美しく～

今年も庭のすみれが可憐に微笑んでおります。春、いよいよと薄紫が風に揺れている姿は、見ている私まで清々しくしてくれます。ところで、私が本気でなりたかったもの、それは、タカラジェンヌ。そもそも、目指すことすら叶わない運命でしたが、「ブスの25ヶ条」を戒めに自分を磨くことや、「清く正しく美しく」を信念に、終わりの無い芸の道を進むことは、タカラジェンヌでなくとも出来ることです。私は、容姿端麗な少女ではありませんが、私が私であることも、意味があるものだと考えております。フィールドが違えど舞台人、私は私で、清く正しく美しく、終わりの無い芸の道を爆走して参ります！

Dark Side ～捕らぬ狸の皮算用～

宝塚音楽学校の倍率が12倍だったというニュースを観て、つまらないタラレバを少しだけ、ほんの少しだけ考えてしまいました。もし、私が15～16才ぐらいの美少女だったら、今回ぐらいの低倍率なら、私だって受かっていたかも知れない…！…なんて。そんなこと決して無いのだけれど。宝塚受験生に密着するドキュメンタリー番組では、毎年毎年、自分の事のように涙が出てしまいます。「受かって良かったね！」と、「一生懸命頑張ったのに残念だったね！」と。

私はノンバイナリーだけれど、どうせノンバイナリーだったなら、MtXではなくFtXとして生まれたかった…なんて。くだらないですね。