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事業は割り算

事業論・・・なんて言うと大げさかも知れませんが。

私は29歳で独立してからいわゆる『お給料』というものをもらったことのない人生を歩んできておりまして。

併せて。
たくさんの若い可能性を引き出す半ば育成にも長い期間関与してきたり。

21世紀に入り大きく仕事の分野をスイッチしてからは。
大人数を率いる法人の代表も経験し。
東証一部への上場の経験も経たり。
可愛がってくださった大会長からスピンアウトさせていただいたりと。

とは言え、輝かしいことばかりだったわけでもなく。

何件かの『巨額詐欺』にも引っかかってしまったこともあったり。
その中には『生命の危機』を味わうようなまるでテレビドラマの世界の様をリアルで経験なんかもしてきました。

若い時分にやっていた事業は。
外注さんありきの商売でした。
あの頃のジレンマは。
『外注さんに振り回される』ってものでした。
売上のすべては外注さんの作業量次第。外注が作為的に生産をコントロールするようなことがあると『月次の売上がそれによって左右されてしまう』てな環境でした。これは覆せなかったし悔しい思い出です。

21世紀に入ってから大きくスイッチした業界ではそれ以前に学べてた『組織論』や『啓発』が大きな差さえと私自身の『代名詞』みたいなものとなっていました。
ですが、ここでもいくつかの疑問を常に抱えてました。
『売上を創り支える側の社員』と『会社に寄りかかる側の人間』の不平等さ。
大会長には「上場を果たした組織とはね・・・」「どんなに使えない人間でもこのレールに乗ってさえいればどうにかなってしまう領域なんだよ」と私の疑念に「肥大化する組織なんてそういうものだ・・・」と諭されてました。

ここで2業種を渡り歩いた上での代表的なことを記してみましたが。
どうやら私自身という個性は。
幾人もの人と関わりを持って生きていくことが根幹『苦手』なんだと当時からおぼろげながらに感じていたんだと思います。

なので。
スピンアウト後は『数十人いた組織を私含めて6名の組織』に大きく圧縮しましたっけ。
それ以降も心の片隅では。『本当は自分独りが望ましい』というおぼろげがさらにより鮮明化していくという変化の中で今日に至ることが出来た・・・という流れになります。

あれから相当な時間が経過しました。
今私は『独り』です。
独りでも『究極の独り』の環境を構築しています。
自分で望み獲得した環境です。

掲題の『割り算』とは。
省きに省きまくって最小に至るまでを『割り算』と言いたいのではありませんで。

ということでここからが本題に入ります。
あくまでも持論ですが。
組織であろうが個人であろうが。『売上』というものは生きていく限り必要なものです。
その『売上の達成』なるものは『常に割って考えればいい』という考え方です。

此所noteでは現在の私の職業のネタを記し続けています。
『専業トレーダー』としての『売上の考え方』も同じ『割り算』で考えています。

1年は12ヶ月。1ヶ月のトレードが出来る大体の稼働日は『約20日』
例えば年商で1,000万円を稼ぎ上げるという明確な『行き先』があるのであれば。
1ヶ月あたり約84万円を稼がねばなりません。
ということは単日では42,000円を稼がねばなりません。
さらにこれを単日のチャートの中に落とし込むと。
あるブローカ内の口座においては『0.5Lotなら約60pips』を最低限達成し続けなくてはなりません。

逆もしかり。
毎日60pipsをアベレージで稼ぎ出せていれば自ずと『年商1,000万円のトレーダー』に成れるということです。

これが10倍なら。
世間で言われる『億トレーダー』といわれる属に加われるということです。

この割り算をすべてのベースにしているトレーダーさんってどれくらいいるのかなぁ?と考えるときもあります。
この割り算をしっかり『根底』において『行き先』を決めれば。
『日々のトレードを考える』という域から『人生の組み立て』が出来るものだと思います。

明確な文言としては『今日今からエントリーするポジションは何Lotで何pipsとるために決めた価格位置』ということです。

これが明確ならば世間で言う『ポジポジ病』になることはありません。

具体策にはなりますが。
『何Lotで何pips稼ぐか』さえも『割り算』が活用出来ます。
固定ロットで単日で60pips稼ぐ必要性があるのであれば。
『10pipsで利確出来る出来そうな流れで注文を入れてトレード』を6回行えばいい話にもなります。

こういった『割って考える』という思考は『自分のトレード能力』にも当てはまります。
『このぐらい稼ぐトレーダーになるためには』の『能力』を『割って考えればよい』ということです。
『自分を知って』『どうすれば進化出来るのか?』をとことん考え抜きます。
そして『その実行』と言う名の『トレーニングを重ねて』『出来る自分・強靱な自分』を創り上げれば良いだけの『理屈論』が出来るはずです。
たまたまですが。本日X(Twitter)でこんなツイートを見て同調できたのでここにリンクをおいておきます。

幸いにも『トレード』は『スポーツ』とは違うので生まれ持った身体能力等に左右される要素は少ないです。限りなく限りなく『理屈論をシンプルに構造化して脳にたたき込む』ということだけで『成し遂げられる』『すばらしい世界』です。

とにかく『決めたら』『辞めないことです』
会社だってそうですよね。法人起ち上げて即順風満帆な経営状態に至れますかね?きっと数年は軌道に乗るまでに時間を要するのがほぼほぼだと思います。

そして前述にも戻りますが。
『これをたった独りで完全構築出来る世界(仕事)』なんです。

組織(社内)や取引先の誰何某との云々かんぬんに振り回されることなく『自分で思うがままに描く世界の具現が可能』な仕事になります。

こういった割り算は過去の社会体験を通じて自分に養われたものです。
年10億の売り上げは1人営業では無理なら。
10人で取りかかれば1人1億の達成で行ける。
20人で取りかかれば1人5,000万円=月あたり1人400数十万円の達成でたどり着けるのです。

ご夫婦や、チームでトレード業を営めばもっともっと様々な可能性が拡がってくるというものです。

幸いにもとあることがきっかけで私は『トレード』という世界を知りました。
元々わがまま(我のまま)な私です。独りで誰とも関わらないで生きていきたい、自分の能力は死ぬまで鍛え上げていきたい。自分の人生で一番欲しいものは『個人としての達成感』な自分にとってはこの仕事環境がとてもとても心地よいのです。

そしてなにより。
大切な家族(とはいっても愛娘たち=愛犬)に留守番させるようなことなく24時間一緒に暮らしながら出来る仕事ってなんだろう・・・の模索の延長でもありましたし。

この仕事はここで記したことを『脳内にきちんと整理して分けて(割って)収めて』トレードを覚えさせていきさえすれば。『ポジポジ病』とか『FXはギャンブルだ』とか『一攫千金倍倍ゲーム』とか言われたり耳に入ってきても気にしなくなるはずです。

本編とはズレた自分の『FX座右の銘』を最後に。
「元本1万円を溶かすトレードは元本10万円でも100万円でも1,000万円でも溶かします」
※自分を鍛えるために『多額の資金』は必要ないです。

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