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1週間のパリ滞在記 その1

ももさんが半年くらい前に「一緒に行く?」と誘ってくれて、ふたつ返事で行くことを決めたパリ。
そのスケジュールに合わせて店の営業日を決めて、それを目指してお金を貯めるぞ!と半年駆け抜けて、とても楽しみにしていました。
9月20日〜27日の1週間、食い倒れご機嫌に過ごしたパリでの時間の備忘録です。

9月20日
朝の空港でももさんと待ち合わせ。
人の多さにびっくりして、ちょっと浮かれた空気にわたしもうきうき。
ももさんが行ってみたいところなどは事前に連絡をもらっていたのだけど、わたしは安定の直前まで予定詰め込みスタイルだったので、準備不足もいいところ。
でも、たくさん観光するぞ!というよりは、おいしいもの食べてのんびりゆっくりしよう〜と思って。(まあ、これは準備不足の言い訳です)

数年前に弾丸1泊タイ旅行に行って以来の海外で、10時間以上のロングフライトも初めてなので未知の世界にぽーんと飛び込むような気分で、
飛行機で映画、初体験!機内食初体験!全てが新鮮。
しばらくうきうき楽しんでいたら、隣の席のムッシュが窓の外が綺麗だよと教えてくれた。
通路側の席にいるわたしに「見える?」と撮らせてくれた写真がこちら。


きれいだね、という会話から、いつの間にか話が弾み、パリのおすすめスポットをたくさん教えてもらった。
同じ通りに何店舗もお店があるけど、本店に行ってね!とか、このアイス屋さんのバニラフレーバーがすごくおいしい!とか。
わたし、英語はほとんど喋れないのだけど、ムッシュがゆっくりやさしく話してくれるおかげでなんとか会話が成立している!すごいー!(わたしはほとんど相槌打ってるだけ)
今まで言語の壁をものすごく高く感じていたけれど、本当はそんなことないのかも、と到着する前から大きな学びを得たような。
空港に着いてからパスポートにハンコを押してくれた険しい顔つきのムッシュも、目が合ったとき小さくニコッと笑ってくれて、それだけで世界がすこし平和になったような気がしてしまう。

空港からバスに乗り、オペラまで。


ももさんのお友達が出迎えてくれて、お世話になるアパルトマンまで何事もなくたどり着けました。

時差はいくら計算してもよく理解できなくて、おまけにフランスはこの時期、20時くらいまで明るい。
朝日本を出て、長めの1日を過ごして夜のパリに到着。
どこが何時で今がいつなのかよくわからないけど、すんごく眠い!という体感で、体がすこしだけ、時差を理解させてくれたように感じる。

ただ飛行機に乗ってただけでこの文字数になっちゃうと、この先どれだけ書いたらいいのかちょっとどきどきしてきたけれど、
たぶん、世の中の大多数の人は選ばないであろう過ごし方をした1週間、わたしにとってはとても楽しかったので、忘れないうちに綴っておこうと思う。

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