ディスプレイが壊れたから買い替えた話

ディスプレイが壊れた

　本当にそのままなのだが、もう少し仔細を書くと、ブラウザを開いて作業をしていていたら突然グレーバックになってしまった。右側の5行ぐらいだけ生き残っていて、アイコンやマウスカーソルが動いているのが見えたので、OSやHDDが飛んだわけではなさそうだった。

　ディスプレイドライバや映像ケーブルのエラーもさぐってみたが、どれも白でディスプレイ本体の寿命という結論に。幸いにも予備があったが、予備は本体とはサイズもパネルも何もかも違うので早急に新しいものを手配することにした。

ネットで探してみる

　自分は縦サイズを気にするタイプで、いわゆるFHD（1920*1080）ではなくWUXGA（1920*1200）の信奉者だ。最近は3:2や1:1といったアスペクト比のディスプレイも出てきているし、昔ほど機種選びに困らないが、それでも数は多くない。縦置きなのでピボット機能も必須だ。

　WUXGAかつ24インチ以上で検索してみると数件ヒットする。自分が購入したときよりも遥かにリーズナブルで、どれを買っても悪くなさそうに見える。WQXGA（2560*1600）も考えたが、あまりメリットはないと判断した。

　色々探してみると、いくつか異様に安い品が見つかることに気づいた。どれもAmazonで、よく見てみると再生品（リファービッシュ）らしい。新品で購入する半値以下ということで、失敗してもよかろうという気にもなる。気になった。ポチった。

買った

　ポチった翌々日には届いた。品物はNECのE245WMiで、なにかの割引があって11,000円前後だった。送料込みなので、こんなに安くて良いのだろうかと心配になる値段だ。

　梱包を解いてディスプレイを取り出してみると、ベゼルに擦れ跡があり裏面に擦ったような痕があった。もちろん再生品なのでそういうものだろうし、自分は全然気にならない性格なので問題ない。他には全ディスプレイ共通と思われるマニュアル、電源ケーブル、DVI-Dケーブルが入っているだけで、いかにも「分かって買う人」向けである。

　当たり前だが、ケーブルを接続して電源を入れると普通に利用できた。カラー調整には手こずり、完全に前ディスプレイと同じにはできなかった上に未だに少し違和感があるのだが、パネル自体が違うのだし、色の傾向をメモっておけば印刷物にも対応できるから許容範囲だ。（少しだけ愚痴っておくと、前ディスプレイは色温度が高かった癖に赤系もちゃんと出るという不思議な見え方をしていた）

　耐久性はわからない。
　しかし、すでに失敗してもよかろうという気持ちなので満足だ。（一応、180日間＝半年の無償保証期間はある）