見出し画像

Step by Step 3月26日 ■□相手の欠点が目に付いたとき□■

 あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。なぜあなたは自分を滅ぼそうとするのか。悪すぎてもいけない。愚かすぎてもいけない。自分の時が来ないのに、なぜ死のうとするのか。伝道の書7章16-17節


 相手の欠点が目について仕方がなくなったら、距離を置いてトータルに相手を見てみましょう。近すぎるので欠点がクローズアップされているのかも知れません。距離をおいて相手の全体を見たときに、欠点はほんの一部にしか過ぎないことに気付き、長所にクローズアップする選択が出来るようになるでしょう。

 相手が遠い存在ならいいですが、家庭や職場で至近距離で長時間過ごすという相手なら、距離を置いてもすぐ至近距離に戻ってしまいます。そんな時、どんな対応をすれば良いでしょうか?特効薬とはいきませんが、いくつかアイデアを分かち合います。

①欠点があるのはお互い様だと認めましょう。

②良好な人間関係を保つことを最優先にしましょう。特に家族という親しい間柄になると、相手に対する期待や要求も直接的になりますから、自分の期待や要求を露骨に相手に押しつけてしまいます。そうなると遅かれ早かれ関係がギスギスしてきて険悪になってきます。自分の期待や要求を相手に押しつけるのでなく、相手の期待や要求を満たしてあげる対応をして、良好な人間関係を保つようにした方が、結果的には幸せを感じられるようになります。

③正義を振りかざして相手を変えてやろうとしないことです。正義を振りかざすと、相手も正義を振りかざしますから、チャンバラが始まります。そのうち感情的になって、どちらが勝つか負けるかの勝負になります。結局、負けた方はダメージを受け、納得することなく反感を抱き続ける事になるでしょう。

④「相手を変えて下さい」と祈るのでなく、「私はあの人に対してどう対応したら良いでしょうか」と祈りましょう。

⑤相手の長所にフォーカスし、そこをしっかり承認してあげましょう。

 まぁどれも難しいですね。ともかく相手の欠点によってこちらがいつまでもイライラすること自体、自分の人生の無駄遣いに他なりません。そんな無駄遣いをしないですむために、自分が気分良く生きられる選択をしましょう!

■祈り■
 神よ、わたしの心を広げてください。周りの人の欠点によって、大切な自分の時間(人生)をイライラで無駄遣いせずに済むようにしてください。イエスの御名によって、アーメン。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?