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Step by Step 6月27日 ■□不完全さよ、ありがとう□■

 ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」。それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。Ⅱコリント12章9節


 完全な人間などいないし、完全である必要もありません。ですから、完全でない自分を恥じたり責める必要は無いし、完全でない相手にいつまでもイライラする必要はありません。完全でないのは人間であることの証拠です。

 完全でないことのデメリットに焦点を合わせるのでなく、メリットに焦点を合わせましょう。不完全のメリットを生かせる知恵を尽くしましょう。

 ですから完全でないのに完全であるふりをして生きると疲れてしまいます。自分の間違いを素直に認められなくなります。素直に教えてもらうこともできなくなるでしょう。また人を上から裁いてコントロールしようとしてしまって、人間関係を悪くして、協力を得られなかったりするでしょう。更には神の必要性を認められず、神の応援を得られなくなります。

 不完全のメリットを考えてみましょう。不完全を素直に認めることによって、間違いを認めて訂正出来るようになります。どんな人からでも学べるようになり、人の協力も得られるようになります。神様の必要性を悟り、神様を信じて祈り、神様の応援を得ることができます。

 また周りの人も不完全であることを知っているので、いろいろあっても大目に見て赦しやすくなるでしょう。その人達に協力し、貢献できるようになり、神様に執り成し祈ることも出来ます。

 人が不完全であるということは、相手の幸せや成功に貢献できる機会となり、自分の幸せや成功に貢献してもらえる機会となります。そうです。幸せも成功も一人で獲得するものではなく、周りの人達と共に創りあげていくものになるのです。

 ですから、自分が不完全であることを恥じたり、責めたりするのは止めましょう。相手が不完全であることを批判したり、責めたりするのも止めましょう。不完全さがもたらす豊かなメリットに目を向け、より充実した幸せと成功を求めていきましょう。

■祈り■
 神よ、私の弱さはあなたの恵みを知るチャンスとなります。私の不完全さは周りの人達への謙遜となり、力を借りれるようになります。感謝します。主イエスの御名によって、アーメン。

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