Step by Step　7月30日 ■□のび太君ではなく、伸びしろ君になろう！□■

　わたしは、自分に与えられた恵みによって、あなたがたひとりびとりに言う。思うべき限度を越えて思いあがることなく、むしろ、神が各自に分け与えられた信仰の量りにしたがって、慎み深く思うべきである。ローマ12章3節


　「身の程を知る」という言葉があります。しかし人生というのは幾つになっても可能性に挑戦するものですから、「身の程を知る」と「自分を研いて能力を開発する」という相反するテーマのバランスが大事だと思います。

　日本人は概ね「縮み思考」です。近頃は、失敗、失態に対する風当たりが更に強くなって、「縮み思考」がもっと強くなっているように思います。等倍の自分よりも縮小した自己理解を持っています。その上「身の程を知る」という言葉を聞くと、さらに自分を縮小してしまう傾向があるように思います。それは僕だけでしょうか…。

　「自分に何ができるのか、何ができないのか」を見極めることが「身の程を知る」ことだとするなら、「できない」と思い込んでいるだけで、実は「できる」ことが一杯あるのではないでしょうか。さらに「できる」ことをさらに研いて自信を付けていけば、「できる」領域を広げていけるでしょう。

　つまり今の時点で知っている「身の程」には、まだまだ「伸びしろ」があるってことです。私達は「のび太」君ではなく「伸びしろ」君なのです。

　人生を豊かに生きている人は、「身の程知らず」な目標に向かって小さな挑戦を積み重ねて、身の程を伸ばしているように思います。身の程を知りつつも、可能性に挑戦して、身の程を伸ばしていきたいですね。

■祈り■
　神よ、私はあなたによってデザインされて創造されました。あなたがデザインされたところまで、私が成長できるように導いてください。挑戦します。イエスの御名によって、アーメン。