Step by Step　3月25日 ■□休むことに罪悪感を持たないで！□■

　あなたがたが早く起き、おそく休み、辛苦のかてを食べることは、むなしいことである。主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてならぬものを与えられるからである。詩127篇2節


　「あそび」を国語辞典で調べると、思った以上に幾つもの意味があることに驚きます。その中にこんなのがります。「生活上の仕事などにあくせくしないで、自分のしたいことを楽しむこと。気持にゆとりを持つこと」。また車のアクセルやブレーキのペダルには「あそび」があって、踏み込みがすぐに伝わらないようにする多少のゆとりを持たせています。「あそび」がないと人間も機械もキツキツになって摩耗してしまうのですね。

　人によって限界ラインが違いますが、誰にでも限界ラインがあります。限界ラインが近づくと、心や身体から「もうそろそろあそびが必要だぞ」「もうそろそろ休みが必要だぞ」というサインが出てきます。眠気であったり、あくびであったり、疲労がそのサインです。そういうサインを無視して限界ラインを越え、更に突っ走ってしまうと心も身体も停止してしまいます。

　ストイックという言葉をよく聞きます。でも限度を知らないストイックさは心と身体を消耗させていくでしょう。自分にストイックになりすぎる人は「ま、いいか。ま、仕方がない。ま、なんとかなるか。ま、のんびりやったらいいや。」と口に出して言ってみましょう。そう言っただけでも心に「ゆとり」「あそび」がやってきます。

　毎日頑張ってるあなた。自分にご褒美をあげてください。自分を追い込みすぎないでください。「ま、いいか」と自分を緩める許可を自分に出してください。働いていないと自分の価値を見失ってしまうと思い込んでいませんか？休むことに罪悪感を持っていませんか？仕事をしているあなたも、休んでいるあなたも両方価値があります。

■祈り■
　神よ、あなたは休むことにも意味があると言われました。オンとオフを明確に出来るように助けてください。イエスの御名によって、アーメン。