Step by Step　9月16日 ■□仕事はサクセス、プライベートはハピネス□■

人の心の高ぶりは滅びにさきだち、謙遜は栄誉にさきだつ。箴言18章12節


　“仕事はサクセス、プライベートはハピネス。”これが私たちの目指すべき目標です。勿論のことプライベートの中心は家族です。この二つがバランスを保てるようにスケジューリングしたいですね。

　今はこんなことは少なくなったようですが、仕事のためなら家族を犠牲にしても構わないという風潮がありました。たまに家族を優先するだけで後ろめたさを感じたり、そういう人を甘えた社会人だ！と断じたりしました。しかし、仕事はある年齢が来たら終わりになりますが、家族は人生の最期まで繋がっていきます。そう考えると、家族が如何に大切な存在であるか分かるでしょう。

　まさかこんな人はいないと思いますが、仕事上のサクセスで慢心になり、家庭でも会社のように偉そうに振る舞っている人です。もしそんなことを続けていると、本人が最後には寂しい思いをすることになるでしょう。なぜなら、家族の心はその人から離れていくからです。

　家族関係も職場の人間関係も、一朝一夕には育ちません。毎日毎日のちょっとした積み重ねが長期間続いて、やっと逞しく麗しい関係を育っていくのです。家族だからといって、部下や同僚だからといって、初めから心が通じ合う良い人間関係が成立しているわけではありません。そんな勘違いをして人間関係を育てようとしないなら、その人は同じ場所にいながら村八分状態になってしまうでしょう。悲しいことです。

　謙遜とは「～のお陰で」という心です「家族のお陰で今の私がある」。「社員のお陰で今の私がある」。「多くの人の支えで今の私がある」。そういう謙遜を忘れないようにしたいものです。

　サクセスもハピネスも、その85％以上は人間関係の質と量できまると言われています。仕事はサクセス、プライベートはハピネスを肝に銘じて日々の歩みをしていきましょう。

■祈り■
　神よ、あなたは、私達が幸せに生きれるように、必要なものを備えてくださいました。その中に家族と仕事があります。どちらが上位か下位かではなく、両方とも必要であることをいつも気付かせてください。イエスの御名によってアーメン。