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Step by Step 5月1日 ■□お互いの可能性を引き出し合う□■

ここちよい言葉は蜂蜜のように、魂に甘く、からだを健やかにする。箴言16章24節


 僕は受容的な人間なので相手の欠点を素早く見つけ出すことができません。どちらかというと欠点もその人のキャラクターだと受け止めてしまい、気付かなかったり、まぁ~ええんとちゃう…と受け流してしまいます。

 僕とは違い、相手の欠点を見つけ出すことが得意な人がいるものです。ある意味、特別な力です。この特別な力はそのまま使えば、人を傷付け、人間関係を破壊してしまいます。欠点を指摘するだけなら、治り始めている傷のカサブタをめくるようなものです。すごく痛く感じるし、治りも遅くなります。相手の欠点に的確に寄り添い、サポートしてすることが出来ればどんなにか素晴らしいことで
しょうか。

 また、欠点だらけの人に対して、良いところを見つけ出すのが得意な人がいます。これも特別な力です。そういう力を持っている人は、相手の良いところを見つけたら黙ってないで、そこを適切に評価して直接本人に伝え、更に伸びるように励ますことができればどんなに素晴らしいでしょう。相手の良いところを直接伝え励ますのは少々気恥ずかしいものですが、敢えてそうすることによって、相手だけでなく、あなた自身も励まされ、高い自己像を持てるようになるのです。

 更に言えば、相手の良いところを、相手がいない場所で、人々に紹介してみましょう。やがて相手の耳に「あの人があなたにはこんな良いところがあると言ってたよ」という知らせが届くときに、あなたも相手も大きく励まされることになるでしょう。

 あなたがどのようなタイプの人か分かりません。でも共通した大事なことは、相手の可能性を開いてあげる最善の関わりをすることです。そのような関わりができる人は必ず自分もそういう関わりを受け取ることができます。

■祈り■
 神よ、あなたは私に可能性を埋め込んでくださっているように、私の周りの人にも可能性を埋め込んでいてくださいます。どうぞお互いの可能性を引き出し合う関わりをする事ができますように。イエスの御名によって、アーメン。

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