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Step by Step 3月27日 ■□全て私が選んでいる□■

 人の語るすべての事に心をとめてはならない。これはあなたが、自分のしもべのあなたをのろう言葉を聞かないためである。あなたもまた、しばしば他人をのろったのを自分の心に知っているからである。伝道の書7章21-22節


 人が自分と違う意見を言うと、直ぐに反応してその人の意見を否定して、自分の意見を押しつてくる人がいるものです。そういう目にあったことがありますか?それとも、あなたがそういう人かも知れません。

 人間社会に生きている限り、一人ひとり意見が違うのは当然です。この大前提に立った上で、基本的な対応について考えてみましょう。

①意見と存在は別物です。自分の意見が否定されたり、反対されたり、修正されたりすると、自分の存在までもが否定され、ケチを付けられ、修正されたりするように感じてしまう傾向があります。自分の意見と存在をきっちり分けて考えましょう。

②自分の意見が一番正しいのだ!と相手に押し付けないようにしましょう。自分の正しさを押し付け、服従させようとすることは傲慢以外の何ものでもありません。

③相手も自分が一番良かれと思った意見を言っています。ですから賛同できなくても、先ず相手の意見を最後まで聞き受け止めることが大切です。

④相手の意見は自分にとって一つの情報に過ぎず、同じように、自分の意見も相手には一つの情報に過ぎないということを常に頭においておきましょう。外から自分に入ってくる全てのこと、誰が言った言葉であれ、どんな状況であれ、それらは全て、最初はあなたにとっては単なる情報にしか過ぎません。その単なる情報にどういう影響力を持たせるかは、あなた自身が選んでいるのです。

 全てはあなたが選んでいます。あの人があんなことを言った、あんなことをしたと言って反応している状態も、あなたが選んでいるのです。どう反応するかは全てあなたが選ぶことができます。

■祈り■
 神よ、あなたは私を自由な存在として創ってくださいました。人から言われた言葉であれ、自分を取り巻く様々な状況であれ、あなたに喜ばれる反応を選ぶことが出来ますように。イエス様の御名によって、アーメン。

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