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18年の蓄積した経験が生かせるか?⑭

さて、連投できずでした。
東京も梅雨明けをして、そのとたん猛暑が襲ってきました。
梅雨明け当初は、風もまだ冷たかったのですが、あっという間に真夏。
コロナの影響で、外で遊ぶ時間が減っているため、子どもたちにも個の暑さは少なからず影響があると思います。
そこで、今回は、熱中症等の対策。

私の場合は、暑い時期に出動させるものがあります。
それは、噴霧器。
1リットルものと5リットルものを持っているので、暑さによって素集うさせるものを変えています。
飲水などのときに、子どもたちに水を噴霧しています。

それ以外には、氷の準備。
氷は、タッパーなどを使って板氷を作っています。
それを、小分けに保存用のビニールに入れて、クーラーボックスに。
また、ブロックの氷も、氷嚢などに入れるように準備しています。

それでも、暑いときにはクーラーボックスに入れても溶けてしまいますので、選手たちにも協力をして貰っています。

まず、お昼や中食用に保冷剤をこの時期は利用すると思いますが、さらに、ペットボトルに水を入れたものを凍らせて持ってきて貰っています。

これは、食品の保冷と、いざというときのための冷やすようにも使えます。
太い血管部分を冷やしやすい形状のため、ペットボトルはリユースです。

さて、物品はできるだけそろえましたが、問題は人。
特に、年代が下になればなるほど、地面からの反射熱もあり、熱中症になる可能性が高いですね。

そのため、子どもたちには、しっかりと睡眠を取ることと練習に来る前に少し汗をかいて暑さにある意味慣れるように話をしています。

実際に、熱中症になった子が、練習までの間どう過ごしていたのか?と聞いたところ、家にいてずっとエアコンで冷えている部屋にいたという場合が多いです。

特に、今年はコロナ禍で外出もままならない中ですので、汗をかく準備ができていない子が多いと思いますので、ウォーミングアップで汗をしっかりかかせて、水分補給もしっかりとさせる必要があると思います。

もし、熱中症になった選手が出てしまったら。
まずは、日陰に移して、ソックスを下げさせ、噴霧器を使用して、体を冷やすことに注力します。
意識がはっきりしていれば、同時に水分補給をし、併設されている建物が有り、エアコンで冷えた部屋があればそちらに移動させます。
今まで意識がなくなったということはないのですが、意識がなくなったら救急車です。
救急車が来るまでは、冷やす、冷やす、冷やすということになると思います。

とにかく、意識がなくなるまで気づかないということはないですが、熱中症気味になった時点で言えるように、熱中症の症状がどんなものがあるか?など伝えていますので、怪しいと思った子は、直ぐに伝えてくれます。
また、選手から話しに来る前に、プレーの質や動き、様子でおかしい?と思ったら、声を掛けるようにしています。

このように、熱中症に対しては、細心の注意を払っています。

もしもにならないように、なったときに困らないようにしておくのも指導者としてのつとめです。

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