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新たなスタート地点②

では、実際に子どもの気質に関するコーチングを使ったらどうなったのか?
これは、まだまだ自分も日が浅いのでごく一部の選手を観るときに念頭に置いています。
気質には、5つのタイプがあるのですが、日本人の全体像はまじめで優等生を望んで着るような気がしますが、実はそうではありません。
子どもによっては、特にスポーツをしている中には確実にそうでは無いタイプもいます。
こんな選手がいます。
落ち着きが無く、コーチの話を聞いているときも他のことが気になったり、話半分という感じです。
以前は、注意ばかりをしていました。
でも、注意されてもそのときはできても、次に話をするときにはできなくなってしまう。
そこで、コーチングの内容を実践。
ちなみにこのタイプの子は、衝動性が強くて、自分の四級が優先されてしまうので、とにかく、やりたいようにやらせて自己肯定感を下げないようにしました。
年齢的にも10歳になろうかというところなので、年齢的にも徐々に落ち着いてきているのだとは思いますが、徐々に落ち着いて、全てが自分に矢印が向いていたことが、徐々に周りも見えるようになってきました。
多分、自分の欲求を満たすためのアピールもあり、行動が人とずれてしまう。それによって、叱られる,注意される、そして自己否定から、更にエスカレートするのだと思います。
自己肯定感を持たせることは、難しいことで周りの子の理解も必要ですが、指導者側のスタンスが変わることで周りの子もそれに習い始めます。
中には、それでもその子を認めたくないような子もいますが、周りの空気感から徐々にそれは無くなってきます。
最近では、このような子は、学校でも落ち着きが無く手に負えないようで”発達障害”では?ということから、検査を保護者が学校側から依頼されるようですが、気質を知ることで、そうでは無いことが大人が理解してあげれば、その子にとっては、プラスに働き、本来その子の持っている者が伸びていくのだと思います。
他の4つについては、次回以降に。

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