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リボ払いの実態

今回はリボ払いについて解説していきます
多くの金融機関が宣伝しているリボ払いの実態に迫っていきます


この記事を読んでいただくと、
・リボ払いの詳細
・リボ払いはお得なのか など
リボ払いについて理解を深め、自分の生活に生かすことができるようになります

目次
1、リボ払いとは
2、リボ払いのメリット、デメリット
3、リバ払いの被害
4、まとめ


1、リボ払いとは


リボ払いとはなんなのか?

リボ払いとは、利用金額にかかわらず支払い残高を一定額ずつ月々支払うことです
クレジットカード等の支払い時に、一括か分割かきかれることがありませんか
このリボ払いは分割払いと似ています


・クレジットカードの支払い方法
1、一括払い:翌月に一括支払い
2、分割払い:利用金額を指定の月で均等分割で支払う
3、リボ払い:月々の支払い金額を固定して支払う


図を見ていただくとわかりやすいです

スクリーンショット 2021-02-11 11.42.56

引用先:

https://www.jcb.co.jp/service/payment/revolving/plan/index.html

1月に10万円の買い物をしたとします
この支払い金額を月々に分割し、毎月10日に一定額返済していきます

1月に10万円、2月に10万円使ったとしても、月々に支払う金額は変わりません

月々に分けて返済できる分、月々合計支払額に対して一定利率で手数料が発生します


例)
・1月に10万円の支払い
・毎月2万円の返済
・月の利率15%
返済を終える6月の支払い金額合計は、14万5千円まで増えてしまいます
(手数料分の45,000円分多く払うことになります)


2、リボ払いのメリット、デメリット


●メリット
1、月々の支払額が固定されているので出費が多い月も一定額の支払い
2、緊急の出費があっても後から支払い変更できる
3、余裕ができたら繰り上げ返済できる
●デメリット
1、利息がかかる
2、月々の支払額が安い分支払いが長期化する
3、請求額に無頓着になる

月々の支払額が一定額で済むため、急な医療などの大きな出費の対策として、リボ払いを推奨している金融機関は多いです
余裕ができたら繰り上げ返済できるという点に関しても、利息のカバー策として紹介されています

一方で、そもそもリボ払いをすると支払い金額が大きくなってしまうことは忘れてはなりません
また、リボ払いをしてしまう人に限って、請求書を見る習慣がない人や、月々どれくらいの出費があるのかチェックしていない傾向にあります

そのため、このリボ払いは情弱な人を食い物にした商売です
そもそも、分割で一定額支払う状況にしてしまっている状態に問題があり、貯金、予防を習慣にしている人にこのサービスは必要ありません

リボ払いで支払いの現実逃避をするくらいなら、現在の習慣を帰ることにお金を使った方が長期的にリターンは大きくなります

このリボ払いは、夏休みの宿題を先送りにして休み終盤で地獄を見る状態となんら変わりません
計画的に家計をコントロールすることこそが重要です


3、リボ払いの被害


実際にリボ払いで被害を被っている方もいらっしゃいます
知らぬ間にリボ払いになっていて、月々手数料を払っていた方の事例です

東洋経済リンク:

https://toyokeizai.net/articles/-/160508


4、まとめ


私の結論は、リボ払いは絶対にしない

・利息が高い
・リボ払いを使わない経済状態する方が先
・貯金、予防を先にする

この3点の観点でリボ払いをしないことをお勧めします

まずは、現状リボ払いをしていないかをチェックする必要があります
クレジットカードの請求書を確認

もし、すでにリボ払いをしている方は直ちに繰り上げ返済をするか

利用額を増やさないことに注力することをお勧めします

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