食薬区分とそのまわり
2023.11.17
日本食品化学学会
第39回食品化学シンポジウムに参加してきました
「食薬区分とそのまわり」
口に入れるものには
・食品
・医薬品
・食品添加物
・生薬
・漢方
・健康食品
いろいろあります。
線引きがごちゃごちゃで、どこが境界線なんだろ?そこを整理したくて参加しました。
*
国立医薬品食品衛生研究所
厚生労働省
健康食品規格協会
医師(病理)
食品メーカー(ハウス)
それぞれの立場からの区分の考え方。
全ての飲食物の中で、目的があって用いられるものが医薬品であり、食品添加物である。
シソは食品であるが
ソヨウと呼ぶ時は生薬
甘草は食品であるが
カンゾウと呼び漢方で使う時は医薬品
カンゾウ抽出物として甘味料で使う場合は添加物
というように
またぐものがけっこうある。
塩は保存の目的で使えば添加物
調味の目的で使えば食品
そんな話がベースにあっての、見方とこれから。
*
立場が違えば見方が違う。
そしてこの集まりはお役人や研究者の立場からの、業界の人の議論の場なんだけど、一方で消費者や世間一般の立場と考え方がある。
食品衛生法を考え作成改訂している人たちは、国民の健康安全のことをすごく考えて作定しているけれど、世の中全てのものに対してじゃないし「わからないものはわからない」
消費者と法律は
地道に一歩一歩
歩み寄っているんだと思いました。
*
病理の医師の方の話の中で、癌の原因に対する話があり。
食品が35%
タバコが30%
アルコール
・
・
・
食品添加物は1%以下。
添加物は悪く言われますけれど、食事の方がうんと要因として大きいです、というのには ( 自分が癌になっておいてなんだけれど )
大きくうなずいた。
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50歳を過ぎた私の、見ていることと考えていること
淡々と日記を綴ります。私の日記のトピックが、人生の楽しみやよりよく生きるヒントに繋がれば幸いです。 シングルマザー | 第二の人生 | 乳…
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