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作られた「女」

他人から傷つけられてきた人の特徴

女性の嫌な部分の多くが虐待やいじめなどにより他人から傷つけられてきた人に見られる特徴に似たような傾向があるようです。

例えば、

「いつも自分を否定されて育ってきた人」は、自分の意見と違う意見を持っている人を見ると「自分が否定された」と感じがちです。

また「自分の気持ちを素直に打ち明けることが苦手」になっています。

だから何かを言う際には自分が傷つかないように持って回ったものの言い方をしたり「正論」風の言い方をしがちです。

「人から虐待的な扱いを受けてきた人」は、人を見た時にまず「自分の敵か味方か」をまず区別したがる傾向が強いです。

相手が「味方」だと分類できればどこまでも「味方」的な言動を求めがちで、少しでもそれが疑わしいと思った時はとても不安になったり怒ったりします。

「他人から傷つけられてきた人」は、「自分の領域」と「他人の領域」に区別がつきにくく、自分を守るためにいつも相手の顔色をうかがうのが身についているので「察する」ことが当然のようになり「伝えなければわからない」という事を知りません。

このように他人から何らかの形で傷つられてきた人の大きな特徴として「自分の領域」と「他人の領域」の区別がうまくつかないので自分と違う意見を持つ人を見ると、自分が否定されたと感じてしまうということです。


参考書籍:水島広子著「女子の人間関係」


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