職場のお土産問題
”有給をとって旅行に出かけたらお土産は買ってこなくてはいけないの”とお考えの方も多くいるようです。
お土産選びは、必ずしも義務ではありません。しかし、職場によっては休暇から戻った際のお土産持参が習慣化しているところもあります。
私も覚えがありますが、少人数の職場だったので有休をとることは当然みんなにわかっちゃうんですが、有休中にレジャーや旅行、帰省などにいくことを口外することはなるべく控えていました。
私に限らずプライベートの話題を避けたい人や、余計な気遣いを避けたい人にとって、お土産を避けたい心理もあるかもしれません。
職場で口外しても土日や祝日のような職場全体で休暇が共通の場合、お土産は不必要とする声もあります。
それを言うなら有休は公式に認められた権利だから基本的にお土産を買う必要はないと私は思います。
男の私はそう思うのですが、女性の場合はもっと複雑な感情が絡むんでしょうね。
お土産を買うならおすすめのポイント
シェアしやすい個包装の商品にする
1か月程度は日持ちするものが目途
要冷蔵などの保管場所に気を使わないですむもの
匂いが気になりにくいクッキー、チョコや、おせんべいなど
1人当たり100円前後のもの(1,000~3,000円位のもの)
食べる際に大きな音が出ないもの
フォークなどの道具が不要なもの
ケースによるお土産を買うか買わないかの目安
事前に旅行や帰省について話した・・・購入がベター
有休を使って旅行や帰省をした・・・購入がベター
有休以外で旅行や帰省をした場合・・・購入の必要なし
出張など会社の業務の一環・・・購入の必要なし
最近は「バレンタインデーでの義理チョコの配布」を職場の取り決めとして廃止しているところが増える傾向にあります。
しかし日本人の一番日本人らしいところである「何となく慣習だから」という場面では慣習を完全に否定出来る人の割合は多くありません。
アンケートによると職場にお土産を購入する人の割合は少なくとも半数近くの人が職場にお土産を購入すると答えました。
他人から何かを受け取るとお返ししたくなる「返報性の法則」という心理学でいう心理作用なのでしょう。
お土産を渡すことで人間関係が円滑になるメリットがあることも実感されている人が多いからだと思います。
つまるところ職場での自分の立場や居心地を気にするならば自分なりに一定のルールを作ってそれに従うのが一番気楽だと思います。
「職場でのルールや慣習に合わせて購入するかしないかを決めると自分が居心地いい」ならそれが一番だと思います。
結論
お土産のことを気にしている人なら職場のルールや慣習に合わせる
職場の人間関係を大切にしたいならお土産を買ってくる
会社の公休に旅行や帰省をした場合は買わなくてもいい
貰ってばかりいるのが気が引けるなら買ってくる
「お土産を買わなくても人間関係に困らない」と思うなら買わない
要は本人の気持ち次第。
自分がもらった時を考えるともらった時は関心があるけど、食べたらすぐ忘れてしまうものです。
お土産を買うか買わないかでストレスを抱える必要はありません。
職場によっては「お土産ないんだね」と言われたケースもあるようですが、今後はパワハラだと言われる時代に早晩なっていくでしょう。
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