きっときっと。
今、目に浮かぶ、あなたの笑顔。
その笑顔に何度、助けられたことでしょう。
闇夜にあかりなどなくても、夜空にひとつの星も見えなくても、
わたしの心の暗がりに、そっとあなたが灯りをともした。
ああ、風のように。
ああ、風に吹かれるままに。
そんな風に生きられたら。
どんなに幸せだろう。
そんな時代がきっとやってくる。
そう信じて生きている。
その時、あなたの笑顔が、きっと
わたしの心にそよ風を吹かせる。
食べ物がなくて、寒くて、凍えそうな夜に。
ふっと灯りが消えた。
あなた以外に何も、ほしくない。
そんな自分になれると思ってもみなかった。
あなたが教えてくれた。
「大切なことはたったひとつだけ。」
「たったひとつ。探そう。あなたの幸せのために。」