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鑑賞のりれき 2022年2月

映画編

ビッグバグ / BigBug(2022)

近未来SFはこういうレトロフューチャーなデザインが好き。さすがフランス、ビビットな色彩でおしゃれだ。全員どことなくセクシーで魅力的。特に娘と息子の2人がかわいい、ちゃんと色気があってびっくりする。
ストーリーはゆるいけど、気楽に観て楽しめたので良かった。でも一瞬で内容を忘れる映画。

パリ、テキサス / Paris, Texas(1984)

時代が違うので、結末がこれでよかったのか正直わからない。
ナスターシャ・キンスキーが出てくるシーン、ポスターとかになるのよくわかるくらいアイコニック。二人の顔が重なったり、視線が合わないのがたまらなくよかった。

スーパー! / SUPER (2010)

キック・アスとよく比較されている気がするけどずっと観れてなかった。
普通に面白かったしジェームズガン監督の破茶滅茶さも良かったし変に期待しすぎてしまったかも。
エレンペイジのキャラがぶっ飛んでてよかったな。やっぱ演技上手いな。

エンドレス・ポエトリー / (2016)

この時代にこんな映画を作ってくれるのは彼くらいしかいない。
続編としての意識がなく、途中で気がついた。
前作みたときは寺山修司の影響を受けてること知らなくて今回のがそれを強く感じたかも。
個人的に父親との関係性を見たかったので前作のが好きかも。ただ最後はすごく良かった。

ウエスト・サイド・ストーリー / West Side  Story(2021)

オリジナル映画も舞台も観ていないので、それらと比較して言えることはないのだけどカメラワークでこんなに迫力のある画が撮れるのは凄かった。
ダンスシーンがシアトリカルでバチバチにかっこよく前半は本当に痺れた。そこに乗る音楽を削ぎ落として全ての音を魅せてたのがさすが。映画から生っぽさを感じられたのはこのご時世的にもありがたかったな。
どうしてもアンセル・エルゴートの例の出来事が見ている間忘れることはできなかった。キャスティングと内容は全く関係のないとのことらしいけど、この時点で既に彼は大きな罪を背負っているし背負い続けていかなければいけないんだろうな。何が真実かはわからないけど。
古典のミュージカルの楽曲の素晴らしさには参ってしまった。あと今回の映像のかっこよさがかなり尾を引いてる。スピルバーグが好きになった。

ドラマ編

窓辺の女の向かいの家の女 / The Woman in the House Across the Street from the Girl in the Window(2022)

どうやら全部パロディのようなんだけど、全くそれに気が付かずまじめに見てしまったので、この作品の面白さがわからないまま終わってしまった。パロディと知ってて観たらもう少し楽しめたのかもしれない。でも元ネタがわかる自信がない。
クリステン・ベルのイラついてる演技が好き。

アーカイブ81 / Archive81 (2022)

最近ホラーを観れるようになったから余裕と思って鑑賞したのだけど、かなり怖くて途中から明るい時間を選んで観た。音が怖い。
テーマはすごく好きだったのに後半ゲーム世界みたいになってしまってちょっと困惑した。最後はもやもやして引きずる。シーズン2かな。

僕らのままで / Who Are Who We Are(2020)

映画は、なにかを誇張したり名前をつけたり社会的メッセージをわかりやすく入れないとみたいなことがあるけど、それがしつこくないドラマだった。
私たちの生活にある当たり前に綺麗に収まらない部分が切り抜かれてた、そこに入る音楽が完璧だった。
ジェンダーも勿論だけど自分の存在に名前をつけなくてもいいって思えた、安心した。
主演の二人の演技文句ない、すごい。

ユーフォリア / Euphoria Season1(2019)

こんな学生生活だったら生きていけないかもなと思いながら観た。問題を間違った方法で塞いでしまって、結局別の新たな問題を引き起こしてる。
自分とは程遠く感情移入しづらいものもあれば、かなり共感できてへこむものもあった。では大人になった自分が同じ立場ならうまく処置できるんだろうか?という問いに簡単にイエスは出せないと思った。
メイクやファッション、音楽が注目されるのがよくわかる、すべてタイトルの世界観にはまっていてワクワクした。ドレイクってすごいな。続き早く観たい。

ユーフォリア / Euphoria トラブルはずっと続かない(2020)

内容はすごく良かったけど、作品のメッセージがあまりにダイレクトなので、こういうのは他の作品で観たかったかもなとは思った。
二人の会話劇というコロナ禍ならではの演出、見応えのある1時間だった。

ユーフォリア / Euphoria シーブロブじゃない人なんてくそくらえ(2021)

セラピーのシーンが好きというのも加担しているけど、とにかくよかった。
テーマも個人的にはかなり共感性が高い内容だったし、なによりほぼ一人で話すハンターの演技が素晴らしかった。これを経てs2を迎えられるの凄くいいな。

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