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社会的インパクト評価とは何か

SDGsへの取組みを実効的なものにするためには、「社会的インパクト評価」を知る必要がある。しかし、それは難しい話ではない。単に、SDGsに向けた取組みを改善するため、取組みの社会的なインパクト(影響)の有無、程度を評価するということである。   

SDGsは2030年までに解決すべき社会課題であり、企業がSDGsに取組むあたっては、解決に長期間を要するものであり、社会に広く影響(インパクト)を与えるものである。
そして、SDGsに取組む以上、取組みの効果(社会的なインパクト)を最大化するべきである。   

では、最大化するためにはどうすればよいか。

最大化するためには、実施した取組みを「評価」し、改善することが必要である。PDCAを回すという当然のことである。

そして「評価」には、定量的評価と定性的評価とがある。定量的評価とは、数値で評価することであり、定性的評価とは性質で評価することである。そして「評価」とは、取組みに成果がでているか、取組みの価値を判断することである。

まとめると、社会的インパクト評価とは、SDGsに向けた取組みについて、個々の取組み自体の成果だけではなく、個々の取り組みから派生する社会への影響について、定量的、定性的に効果を図ることである。そして、社会的インパクト評価の目的は、SDGsに向けた取組みの効果が最大化するように、取組みを改善する点にある。

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【参考】社会的インパクト評価の推進に向けて -社会的課題解決に向けた社会的インパクト評価の基本的概念と今後の対応策について-(内閣府 社会的インパクト評価検討ワーキング・グループ)より 

社会的インパクトとは何か

社会的インパクト:短期、長期の変化を含め、当該事業や活動の結果として生じた社会的、環境的なアウトカム*

*アウトカム:組織や事業の活動(アウトプット)がもたらす変化や便益 

社会的インパクト評価とは何か(社会的インパクトを評価するとはどういうことか)

社会的インパクト評価:社会的インパクトを定量的・定性的に把握し、当該事業や活動について価値判断を加えること



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