日本ダービー 予想

◉⑤ソールオリエンス

色々と穴めでいい馬はいないかとか、1番人気以外からの本命選定も考えましたが、近走のパフォーマンスのレベルからこの馬を上回ることのできそうな馬もいなさそうなので、素直に本命にします。新馬戦はレーベンスティールとのクビ差の勝利でしたが、3着以下は5馬身差を離していました。スローペースとはいえラスト3ハロン11.5-11.0-11.0のラップを33.3秒で走破しており、新馬戦でここまでやれる馬もそうそういません。2着だったレーベンスティールもかなり強い馬で、その後2勝しています。京成杯では4コーナーで大きく外に膨らみ距離ロスもありましたが、結果的には圧勝でした。京成杯からは直行で皐月賞に挑みましたが、ここでも京成杯で見せた末脚の一枚上を見ることができました。ハイペースで先行勢には厳しいペースでしたが、それでも最後方で4コーナーで大外を回り距離ロスが大きい中で上がり最速の末脚を使って勝利しました。昨年のドウデュースが近い競馬をして差し切れなかったように、中山内回りコースで大外から差し切るのは至難の技ですが、この皐月賞という舞台でそれをして見せたこの馬の能力は流石に抜けていると評価せざるを得ないかと思います。

〇⑦フリームファクシ

皐月賞はルメール騎手騎乗のファントムシーフに外から終始マークされ、ファントムシーフが馬場のギリギリいい所を走っていたのに対し、フリームファクシはギリギリ悪い所を走らされていました。流石に馬場に脚を取られたかと思いますし、4コーナーから直線にかけてもスムーズにコーナリングができていませんでした。
元々折り合いに課題があり、きさらぎ賞でもややそういった一面を見せていましたが、陣営としても皐月賞ではそこを重点的に改善してきたようです。レース後にレーン騎手は「折り合いもついてリズムよく運べた」と述べているように、そこについてはクリアしていると捉えます。皐月賞での敗北と乗り替わりで大きく人気を落としていますが、良馬場での開催が見込めるなら十分狙う価値はあると思います。

▲⑫タスティエーラ

 新馬戦は2着のラレーヌデリスに3馬身をつけて勝利。勝ちタイムの1:47,2秒も優秀で、ラスト3ハロン11.2-11.1-11.2というラップタイムを2番手追走から、上がり2位の33.5秒の末脚を使っているのもかなり評価できます。共同通信杯は精神的な幼さも相まって4着に敗れましたが、弥生賞では快勝し皐月賞に駒を進めました。その皐月賞ではグラニットがハイペース逃げる中で4~6番手で先行追走し、先に抜け出して2着に好走しています。ソールオリエンスには展開が向いて決め手でも負けましたが、展開なりに強い競馬だったと思います。中躯に長さがあり筋肉の質感にも硬さがなく、府中の長い直線も相性が良さそうで、この舞台でも戦える下地はあると思います。

 現状の買い目は◉→〇▲ 馬連、ワイドが本線となるかと思います。ソールオリエンスの単勝はオッズ妙味もないので回避。
外出予定のためパドックを見る時間が取れるか分からないので、パドック、返し馬後の追記ができるか分かりません。ご了承ください。

【パドック、返し馬追記】
ハーツコンツェルトの四肢の可動がいいですね。伸びがありここは向きそうです。あとはシャザーン、スキルヴィングを足して△とし、馬券は以下の通り組みます。

◉→〇▲ワイド(本線)
◉→〇▲△ 三連単フォーメーション


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