ヴィクトリアマイル 予想

◉⑫ナムラクレア

 前走の高松宮記念では中段待機でギリギリまで追い出しを待ち、大外を通りながらもしぶとく脚を伸ばして2着でした。勝ったファストフォースとはほんの一頭分内にいることができたか、いることができなかったかのわずかなポジション差だったと思います。不良馬場で他馬にとってもかなり不利な条件だったと思いますが、それを考慮しても桜花賞の高速馬場をこなした上、この馬場すら好走できてしまうということには、このレースで本命を打った身としても驚かされます。操縦性が高く、昨年の北九州記念では直線でどん詰まり、浜中騎手がかなりガシガシと手綱を動かし進路を探っていましたが、非常に反応良く動いていたのが印象的でした。スプリンターズステークスでは詰まらないことを意識しすぎたせいか、コーナリングで大外を回る展開となりました。それでも上がり32.9秒という最速の末脚を使っていて、直線で坂があった中で中段待機のナムラクレアより後方にいた差し馬よりも速い上がりを使えているのは評価するべきかと思います。浜中騎手もこのようなごちゃごちゃしたレースはあまり得意な方ではないですし、ナムラクレア自身も折り合いはつくタイプの馬なので、桜花賞以来の1600mとなりますが、距離延長はそこまで問題ないと見ています。G1勝ちまであと一歩のところですが、勝ち切れていないということでそこまで人気しなさそうですが、ここはチャンスだと思います。メンバーレベルは高いですが、悲願のG1制覇を期待します。

〇②スターズオンアース
▲⑪ナミュール

降雨の影響で馬場がどこまで悪化するかは分かりませんが、上位印はこれで確定とします。あとはパドック等の当日の情報を鑑み、3頭ほど足して馬券検討と追記をしようと思います。

【パドック、返し馬後追記】
ソングライン。元々は腹回りはキレ上がるように伸びていて、やや寂しく映る馬でしたが、いい意味で身が締まってきたように思います。トモの筋肉の発達具合も見受けられますし、ここは買い目に加えたいです。良馬場が継続していますので、キレイな伸びのあるフォームで府中に向きそうなスタニングローズがこの人気なら、雨が降り出したことが味方するなら…ということでステラリア、これらを加えて3連複ボックス20点でいこうと思います。