私が子なしでいる理由②

前回の記事では私が子なしでいる理由を書きましたが、あくまでこれは最終的にこう考えて、子なし人生を選んだ、ということを書きつらねました。

そもそもの前提を書き忘れていたので
前回の記事のような思考に至るまでの経緯?前提?を書きます。


当初結婚したら子供は作るものだと思っていた

私が結婚した当初は、結婚したら自然と子供は作るものだと思ってました。

私はもともと結婚願望はあり
好きな人と結婚して暮らしていきたい、
とは思っていました。
しかし本音で言うと、当初から子供が欲しいとは特に思ってはいませんでした。

でも、結婚したら子供は作るものだと思っていました。

なので子供がそこまで得意じゃなくて、
子供を持つことに不安はあるものの、産んだらなんとかなるのかな、と考えることにしていました。
そこに「産まない」という選択肢があることを知りませんでした。


偶然知った「不妊」の存在

私が新婚当初、結婚が決まった友達がいました。
その友達は結婚願望より、子供が欲しかったから結婚した、と話していました。
その話の延長で「欲しくてもできない知り合いもいるから、病院で検査した」という話を聞きました。

そこで初めて「不妊」の存在を知りました。


自分も不妊かもしれない

結婚式も終わり、子作り解禁しましたが、
不思議と妊娠することはありませんでした。

そして、恐らく「不妊」にカテゴライズされる人間だと自覚し始めました。

うっすらその自覚が芽生え始めて、
初めて不妊治療について調べました。

ツライ治療の末授かった人、
授かれなかった人。
色んな方のエピソードを知りました。

自然に任せて、何年も経ちました。
恐らく私は不妊ですが、
原因は調べてません。

(私は昔から生理不順なので
私に原因があるんだとはうっすら感じてますが、真偽は分かりません)


「そもそも大変な思いをしてまで
授かりたいのか?」

どんなに考えても答えは「NO」でした。

授かるまでも、授かってからも
産まれてからも
結局大変な思いをするのは女性です。

私はもともと子供を積極的に望むことのない
多少変わった人間なので

だったら夫婦2人で楽しく生きていきたい、
と考えるようになりました。

私が子なしを選択するまでの
そもそもの経緯はこんな感じです。


スムーズに授かることが無かったから、
自分の価値観と向き合う時間が
存分に取れたんではないか、と
思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?