wearing note #2 結婚式に向けて
・結婚式の服装で困っている
・美女か美少年のエスコートがしたい
・妥協案としてプロムっぽい服装を考えている。
話題
友人AとBが結婚して2年くらい経ったような気がしているが、近々満を辞して結婚パーティーを行うようだ。もちろん明後日くらいに参加するのだけれどこの一ヶ月ほどずっと困っている。
新郎新婦共に友人で、何か華やかな格好をして来ることというドレスコードがあるのだけど、どうしたものだろうか。
今回難問が与えられたので、整理がてら書いてみるとする。
考察
・結婚パーティー
・いわゆる革物NGなどの細やかな制約はなし
・パーティにふさわしい自由な服装で
大まかにこの3つの要件を満たす最適解はどのような物だろうか?
とりあえず第一案で思いついた最低な回答があるのだけれど、それは「正装に美女を連れ歩く」というものだ。ほんと形骸化した洋装文化の面白くない部分の一つなのだけど、女性が花で男性が枠みたいな、コンビネーションでなんとかするのはダメだろう。明日結婚して嫁ですと紹介するなら多分友人新婦は最低だと笑ってくれる気がするけど、こういう保守的な態度は今回の場に合わないし、出オチギャグとしてもハードルが高すぎる...
そもそもこういう飛び道具的解決は良くないし、近代的な男女観も微妙なので、ここはアンドロジナスな美少年をエスコートする、くらいのジャンプがあれば合格点かもしれない。
取り急ぎ明日結婚してくれる女性か、年齢不詳性別不問で華やかな衣服を着てついて来てくれる人がいれば一報ください。
では真面目に考えて行くとして、そもそも日本に置いてパーティーというのは中々に少ない。宴会や謝恩会と言った○○会という内輪のものはあれども、単に祝いの席で集まって社交的に振る舞う場というのはそれほど思い付かない。
筆者自身の経験では、ギャラリースペースでのオープニングレセプションパーティーやファッションブランドのオープニングパーティーくらいのものである。一応、こういった場に対応するためにショールカラーのライトグレーのジャケット(lanvin)を確保してあるが、捻りが足りないというかシャツどうしよっかなと考えてもいる。今の所無難なのはこのジャケットにダークブルーのシャツ(balenciaga)と何かいい感じのパンツというのが妥当な案だろうという気もしている。が、しかし華やかさに欠けるという内なる声が聞こえてはいる。
そもそも例えばギャラリーのレセプションパーティーというのは主役は作品と作家であって、あくまで僕はその添え物ないし賑やかしという構えなので成立しているが、今回は皆が自身のファッションを楽しむ場としてホストが解放している以上、少し物足りなさもあり、そうなるとシャツがいささか禁欲的にすぎると考えている。
こうなると、本来はある程度華やかなシャツないしネクタイか何かが必要で、そうなると黒のジャケットが必要だろう。お遊び用のジャケットは背中がベストになっているピンストライプのものとメタルボタンのダブルジャケットがあるが、どうか。要検討である。
別案として、例えばアメリカに置けるプロム文化のような臙脂かダークブルーのセットアップがあれば今回の趣旨にかなっているのでは?と考えている。ここで重要なのは、参加者が全員主役の物語上で登場する衣類なので、ある程度の華やかさが確保されている。
また、素材感についても基本的にはある程度光沢感もあり、礼装としての形式も満たした上でお遊びのものなので非常に良い。
結び
というわけで、今日明日でプロムっぽいセットアップを探すというのが一つの回答となった。誰か詳しい人情報提供をお待ちしています。
saint laurenの服ってプロムっぽいよね。ちなみにジャケットはピークトラペルのものを好んで着ています。仕事でスーツ着ないからね。フロックコートを後輩にあげたのが惜しまれる...
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