x264エンコード設定調整者のてぃるです。
10年以上前から、エンコード設定を調整しています。
Open Broadcaster Software(OBS)やXSplit Broadcaster(XSplit)に、対応しています。XSplitを使用した場合の解説は、補足程度になっているため注意してください。
このnoteでは、初心者用に高画質設定の手順を記載しています。「01.目指している画質の「確認」」から「05.高画質化させる「最終調整」」まで確認して、設定しましょう。
中途半端な知識で説明や解説とは違う設定にしてしまうと、高画質化しない可能性が高まります。不満のある部分は、画質を確認してから変更したほうが無難です。
手順よりまとめたほうが分かりやすい人は、以下のnoteを見てください。
エンコード設定のnoteをまとめています。
チャンネル登録をよろしくお願いします。
このnoteが良いと思った人は、ハートマークを押して「スキ」をよろしくお願いします。noteのアカウント作成やログインは不要で、誰でも出来ます。
01.目指している画質の「確認」
このくらいの画質を目指して、調整していきます。
02.調整する前に「必要な設定」
「┠OBSで高画質低遅延低負荷に設定!╂x264┨」を見て、OBSの設定をしてください。XSplitの設定は、申し訳ありませんが省きます。基礎をしっかりすると、高画質化しやすいです。
高画質化するために最低限必要なことの3つが出来ていない場合は、調べて出来ている状態にしてください。不可能な場合は、PCの性能や回線の問題である可能性が高いです。
深刻なビットレート不足で、映像が動いているとモザイク状態になっているはずです。ビットレートを高くするか解像度やフレームレートを低くしないと、高画質化は不可能です。
ビットレートを高くすると、回線の負荷が高くなります。PCの負荷も少し高くなりますが、低性能なPCでも無い限り差は分からないと思います。
映像がいくらか動いても、モザイク状態になりにくいビットレートの設定値です。映像が激しく動いている場合は、設定値をもう少し高くすると良いでしょう。
録画の場合は、1.5~2.0倍の設定値を限度に高くすると良いでしょう。それ以上の設定値にしても、画質が少し向上する程度です。
詳細設定内にあるネットワークの「輻輳を管理するためにビットレートを動的に変更する(ベータ版)」には、チェックを付けないでください。
自動的にビットレートを設定値より低くすることがあるため、超低画質になりやすいです。低速回線でライブ配信を安定させたい場合のみ、チェックを付けてください。
03.高画質化するための「設定」
OBSとXSplitで、手順を分けています。
「┠より最適なライブ配信のエンコード設定╂x264┨」を見て調整します。
動画内で解説している「説明欄のx264エンコード設定」は、「04.高画質を目指せ「低負荷版」」に最新版を載せています。配信サイトや配信設定(録画設定)に合わせて調整します。
配信サイトによっては、Bフレームの有無で不安定な映像になることがあるため注意してください。超低ビットレートでは、基本的にBフレームがあるエンコード設定をおすすめします。
「04.高画質を目指せ「低負荷版」」に、進んでください。
どちらかの手順で、エンコード設定が出来るプロパティ画面を表示します。
x264エンコード設定を使用できるようにします。
x264エンコード設定を調整します。
設定の理由は、別のnote「┠OBSで高画質低遅延低負荷に設定!╂x264┨」で説明しています。XSplit Broadcaster(XSplit)用では無いですが、伝わると思います。
配信サイトによっては、Bフレームの有無で不安定な映像になることがあるため注意してください。超低ビットレートでは、基本的にBフレームがあるエンコード設定をおすすめします。
「04.高画質を目指せ「低負荷版」」に、進んでください。
04.高画質を目指せ「低負荷版」
■1■
▼OBS▼
▼XSplit▼
■2■
▼OBS▼
▼XSplit▼
■3■
▼OBS▼
▼XSplit▼
■4■
▼OBS▼
▼XSplit▼
05.高画質化させる「最終調整」
OBSやXSplitにあるくっきりさせるフィルタで、映像の滲みを減らして高画質化させましょう。別のnote「フィルタでくっきり高画質!」に、画質比較の画像を載せています。
画質比較画像を見ても分からない人や悩んでいる人は、「自然さ重視のくっきり設定」が無難です。設定値を高くするほど、動いている映像で低画質になりやすいです。
動きの少ない映像でも、くっきりさせ過ぎるのはおすすめしません。遠くのものもくっきりすることで遠近感が失われてしまい、目の疲れやすい映像になりやすいからです。
ちなみに「01.目指している画質の「確認」」でも紹介した映像は、設定値を「0.03(OBS)」にしています。
06.より高画質化させる「方法」
「05.高画質化させる「最終調整」」まで調整したため、以下にある別のnoteも理解できるはずです。より高画質化させることを目指して、調整しましょう。
「04.高画質を目指せ「低負荷版」」では、低負荷版のみを紹介しました。中負荷版や高負荷版も用意していますので、PCの性能が良い人は試してみましょう。
エンコード設定のnoteをまとめています。