見出し画像

次の住処をナリワイ的に考える

引き続き『ナリワイをつくる』を読んでいる。
大事なことは、矛盾の感じる部分をよく見つめて、別のやり方で面白くできやしないかと考えること。そしてそれが無理なく楽しくできることで、ついでに支出も抑えることができるってこと。

一番大きな固定費が住宅費だから、これを一旦見直したい。

今の住処(家賃・ガス・電気・水・食費50,000円)のモヤモヤポイント

  • 通勤に1時間かかる

  • いつめんと飲む場所から1時間かかる

  • 帰省に3時間かかる

  • 家(5LDK)を毎日掃除するルールにより毎日1時間弱を掃除に充てている

  • 門限22:00(しれっと破るが、門限がないに越したことはない)

  • 基本的には私が料理と皿洗いを担当しているので1日に3時間はそれに充てる。

新しい住処案 
〜姉と二人暮らし(家賃1人50,000円+ガス電気水食費)〜

  • 通勤30分

  • いつめんの家のエリア

  • 帰省に1.5時間

  • 大きくても2DKなので掃除が楽。毎日掃除というルールもいらない。

  • 門限なし

  • 家事分担

  • ガス・電気・水はプラスでかかるがせいぜい1人10,000円

  • 食費でプラス1人15,000円くらい。

金額で言えば月に25,000円上がってしまうので、本当にその値打ちがあるのか冷静に考えてみる。

ナリワイ的にメリットを考える。

ここからはいつめん会を例に、新案のメリットをナリワイ的に考えてみる。

わたしは今のところ季節ごとにいつめん会をしている。
飲み屋で楽しむと安くても1回で5,000円はかかるし交通費は往復1,000円かかる。
1年間に4回会って24,000円と言ったところだ。

しかし2人暮らしの新しい住処ならいつめん5人くらいは余裕で入るだろうから飲み屋がいらなくなる。
いいお酒を買っても一人当たりせいぜい500円くらいじゃないか。
みんなで鍋パとかタコパなんてしたら、飲み屋よりも楽しい。
それでいて安い。ちょっと贅沢しても食事にかかるのは一人当たり2,000円くらいだろう。もちろん交通費はかからない。
1年間に4回会って10,000円。
これならもっと頻度を増やして会うことができるかもしれない。

1週間でどれだけ無駄な時間を減らせるか

今度は時間的な観点でメリットを考える。

  • 通勤時間(1h×5日)-(0.5h×5日)=2.5h

  • 掃除時間(1h×7日)-(1h×1日)=6h

  • 料理時間(3h×7日)÷2=10.5h

  • つまり1週間で19hもの無駄な時間を別のことに使うことができる

もしかしたら休日の映画館もカフェもいらなくなる

近くのカフェでコーヒーを飲んでまったりするのも、映画館に入って特別感に浸りながら映画を見るのも結構好きなんだけど、よく考えたら家が一番リラックスできる。環境さえ整えればね。
一緒に住む予定の姉はプロジェクターも持っているし、ネトフリ会員でもあるし、ついでに一緒に住むことでSpotifyのカップルコースで安くpremium契約ができるから家で休日も楽しむことができる。
いいコーヒーを入れる機材を揃えればカフェもいらないかもね。それらも、ナリワイ的に考えてかなり安く手に入れることができるかもしれない。
本も服も共有できるのだっていい。
1ヶ月に軽く8,000円くらい節約できるんじゃない?
(一応内訳はこちら↓
コーヒーと、なんとなくつけるケーキで1,000円×4週間=4,000円
1ヶ月に1回は映画館に行って、ついでになんとなく飲み物をつけて2,000円
つまりこれらがなくなると1ヶ月に6,000円浮く。
それで本と服でプラス4,000円くらいはなんだかんだで買うからそれを割り勘して2,000円。これらを足して8,000円)
そしたら、増えてしまう支出額25,000円が17,000円になる!

無駄なものを減らせば、頑張る必要がなくなる

そう。ナリワイって、別にこれで稼がないといけないっていうものではないんだ。
やりたいことをしたり、欲しいものを手に入れたりするために「もっと頑張る」っていう思想のアンチテーゼ的なもの。
無駄なものを減らすことで、頑張る必要を無くすということなんだ。
睡眠時間を削ってやりたいことをするとか、残業を増やして欲しいものを買うとかではなくて、住処を変えることで無駄な時間も支出も減らすことができて結構色々できちゃうよってこと。

計算すると、新しい住処に移ることで毎月17,000円支出が上がるが、
月に76hもの自由時間が増え、移動時間短縮と頻度を増やしたいつめん会によってストレスも減るだろう。
これなら17,000円の値打ちはある。

次の春には新しい住処に移れるように、少しずつ準備をしていこうと思う。
もちろん部屋探しもナリワイ的にね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?