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全文無料 シティリーグ準優勝&ベスト4 ごっつあんギラティナ


●はじめに


 四国でポケモンカードをしている狼一派のちくわです。

 今回シティリーグ同会場にてチームメイト2人が60枚同じレシピを持ち込み、準優勝とベスト4という良い結果を残してくれたので記事を書こうと思います。

 初めての記事ですので拙い文章ではあると思いますが暇つぶし程度に読んでくれると嬉しいです。

●デッキレシピ

デッキレシピ

●シティリーグ当日のマッチアップ


ベスト4
準優勝
予選5回戦目は60枚ミラー

   

   まずはカードの採用理由から説明していこうと思います。
   今回は一般的なロスギラには採用されにくいであろうカードと採用を検討したカードのみ説明していきます。

・採用カード

・【テツノカイナex】
 このカードを採用することによって【ルギア】や【ロストバレット】に奇襲を仕掛けることができ、強く出ることができる。
 最近は、ヨネダタクヤ選手の影響から【ピジョット型のリザードン】が流行っていることもあり、ピジョットの弱点をつけることも強い。

・【すごいつりざお】の3枚目
 このデッキは「テツノカイナex」を採用していることによって、基本エネルギーの消費が激しく、試合の中で「すごいつりざお」は2回打つことが多かった。そのため2回打ちたいのであれば2枚採用では1枚もロストゾーンに送ることが出来ないため、3枚目を採用した。

・【ダブルターボエネルギー】
 「テツノカイナex」を使う都合上、「ミラージュゲート」の消費が激しいため、少しでも「ミラージュゲート」への負担を減らしたいという気持ちから採用されたカード。
 「テツノカイナex」に貼って起動することは勿論のこと、「ギラティナVSTAR」のワザ【ロストインパクト】のコストとしても優秀。

・採用候補カード

・【ポケギア3.0】
 「アクロマの実験」の4.5枚目みたいなカード。終盤で山に残っていると強いことが多い。自分の右手では「アクロマの実験」を引くことができず不採用に。でも正直61枚目のカード。もし入れるなら入れ替えるカードは「なかよしポフィン」3枚目かな〜って感じ。

・【ヒスイのヘビーボール】
 もしサイドにポケモンが落ちていたとしてもそのカードを使わないプランを立てれば良くない?と思っているので不採用。個人的に好きじゃないカードというのもある

・【水エネルギー】
雷エネルギーを採用したため枠の都合で消えたカード。雷エネルギーを採用して、さらに水エネルギーまで採用することを考えたが、安定感や難易度を上げてまで「かがやくゲッコウガ」の【げっこうしゅりけん】使う価値が無いと判断して不採用になった。
このデッキがバレていないおかげで相手が水エネルギーがなくとも相手が「マナフィ」を置いてくれるというのが大きい。

・【カイロス】


 調整段階で一時期入っていたカード。【ビーダル型リザードン】の先2から攻撃してくるのを返せるのはこのカードだけだと感じて採用していた。実際は「テツノイサハex」の方が使い勝手が良く、プレイング次第でどうにかなることが分かったので不採用という形になった。
  【ピジョット型リザードン】では、こちら側が「ギラティナV」を2面置いた後に、その2体に均等にダメージを与えられることが予想される。しかし、それをされてもこちら側が頑なにサイドを進めず相手にギラティナを取らせる。その後にもう一体の「ギラティナVSTAR」で相手の「ピジョットex」を取り、その「ギラティナVSTAR」が取り返される。この時点でサイドが残り2-4。この状況で「カイロス」がいると「リザードンex」をサイドが1のポケモンで取る事ができるので強そうだなとも思った。
   実際にはこういった展開は少なかったのでテツノイサハの採用となった。


●対面ごとに意識していること


 【ロストギラティナ】というデッキの都合上、分岐点が多く、相手の盤面によってプランがかなり変わってくるため、対面によって意識していることを箇条書きでまとめていきたいと思います。

・【ピジョット型リザードン】

◎有利
・相手が殴ってくるまでこちらはゆっくりとロストゾーンを溜め続ける。
・「ピジョットex」を優先的に取りに行く。
・「テツノイサハex」がいるためVstarパワーを残すことをあまり意識しすぎない。
・相手に2-2-2で取られないような盤面を作る。
・「テツノイサハex」を使うことを想定して、盤面によっては「ミラージュゲート」を先に使いエネルギーを盤面に散らしておく。
・「テツノカイナex」のワザ【アームプレス】で「ピジョットex」を取れることを頭の片隅に置いておく。
・「テツノカイナex」のワザ【ごっつあんプリファイ】でリーサルを取れることも頭の片隅に置いておく。

・【ビーダル型リザードン】

□五分 (ピジョット型と被る部分があります。)
・可能であれば先に「ウッウ」のワザ【おとぼけスピット】でサイドを1枚取る。
・終盤は「テツノイサハex」を上手く使いたいため、「ミラージュゲート」を先に使いエネルギーを散らすことで「テツノイサハex」さえ引ければリーサルという盤面を作ることが多い。
・ピジョット型に比べると「ボスの指令」を好き勝手打たれることは少ないため、自分の山札が掘りきれていなかったり、不用意にサイドを取りたくなかったりする場合はとりあえず「ウッウ」で攻撃して誤魔化すことが多い。
・Vstarパワー【スターレクイエム】は【ピジョット型リザードン】と比べ、「ピジョットex」でサイドを取れないため、打ちたいことが多いので少し大事にする意識。

・【ロストバレット】

◎有利
・「キュワワー」を3面展開してロストゾーンを早いスピードで溜めながら、相手が【げっこうしゅりけん】を打つのを誘う。
・「テツノカイナex」で攻撃する際に裏に「ギラティナVstar」を構える。
・自分のサイドが3枚以下になる時は盤面をきちんと作れた状態にする。
・「フーパex」で「テツノカイナex」が返されたら手札干渉をしながら【おとぼけスピット】を打つと相手は殴れず苦しい。
・「テツノカイナex」が採用されているため、自分の盤面作りが最優先であるが、余裕があれば相手のサイドが4枚の時に「ナンジャモ」を使う。

・【ルギア】

○微有利
・相手のチラチーノラインを枯らした後、「テツノカイナex」で攻撃し1ターン貰える盤面を作る。
・【アームプレス】がかなり強く使える対面であるため、雷エネを大事に立ち回る。
・先攻2ターン目に「ルギアV」を取り切れることも多いので、狙えそうであれば狙う。
・雷エネルギーを相手に見せないように立ち回り、あたかも普通のギラティナですよ〜みたいな顔でデッキを回す。

・【パオジアン】

△微不利
・「キュワワー」1面で【アビスシーク】(理想)(諸説あり)。
【アビスシーク】をして、「ギラティナV」を前で終えることで、相手のパオジアンexで攻撃させるように誘導し、相手の盤面を「パオジアンex」「ビーダル」「ビッパ」「セグレイブ」「セビエ」or「マナフィ」「ゲッコウガ」という盤面にさせることを意識する。
・ビーダルラインを全て枯らすタイミングで手札干渉を行うようにする。
・「ポケストップ」を割りながら手札干渉を行いたいため、終盤まで「ポケストップ」を割れる札を1枚は残しておく。

・【カウンターカイナ】

◎有利
・「ギラティナV」を序盤から多く展開する。
・【ロストインパクト】を打つタイミングで「ロストスイーパー」を使ったり、「ギラティナVSTAR」のワザ【スターレクイエム】で「テツノカイナex」を取ったりすることで相手に「ヘビーバトン」の効果を発動させないようにする。
・「テツノイサハex」でも「ミュウex」を取れることを頭の片隅に置いておく。
・打点の上がった「テツノカイナex」に取られるため、「ギラティナV」が1面しかいないのに【アビスシーク】をしない。

・【古代バレット】

◎有利
・相手のトラッシュに古代のカードが多く落ちる前に手札干渉を行いながら「ギラティナVSTAR」を押し付ける動きをしたいため、なるべく早く相手のサイドを3にするように攻撃する。
例)ウッウ▶︎ギラティナV ウッウ▶︎テツノカイナ
・盤面にもよるが、倒すよりも刻む動きの方が強いことがある。特に自分のサイドが4▶︎3になる時。

・【イダイナキバLO】

△微不利
・ロストゾーンが7枚になるまでは【はなえらび】や【アビスシーク】でロストゾーンを溜める。その際に大事な札をどれだけ集められるかがだいぶ勝ち負けに繋がる。
※結構集めておきたいカード(ナンジャモ、ボス、プライムキャッチャー、ギラティナVSTAR、ミラージュゲート、つりざお、入れ替え系統)
※ちょっと集めておきたいカード(エネ、テツノカイナex)
・まずは「ギラティナV」のワザ【ひきさく】で殴り始める。【ひきさく】で取る際に「ボスの指令」で「ブーストエナジー古代」や「ヒーローマント」などのHPを増やす道具が付いていないポケモンを優先的に取る。後半は【ロストインパクト】でワンパンしていく。
・【イダイナキバLO】に「ビワ」が入っている関係上、「ミラージュゲート」を先に使っておいた方が良い場面が多い。
・「ミミッキュ」警戒で「ウッウ」や「ヤミラミ」を使えるようにしておく。

・【カビゴンLO】

△微不利
・相手が【カビゴンLO】と分かっているなら「ギラティナV」でスタートしたい。そこからは【アビスシーク】でポケモンを捨てながら【ひきさく】を連打する。
・【ロストインパクト】を打ち始めてもサイドを取りきるためのエネルギーが足りると判断したら【ロストインパクト】を打ち始める。
・可能なら「ナンジャモ」のタイミングで「ロトムV」を取る。
・種切れしろ

・【アルセウスギラティナ】

◎有利
・「ギラティナV」を沢山並べる。
・優先的に相手の「ギラティナVSTAR」を取る。
・「ミラージュゲート」を先に打っておく。
・「ダブルターボエネルギー」を【ロストインパクト】のコストに使うことが出来るため、そこで「ミラージュゲート」の節約をする。


●おわりに


今回は最後まで読んでいただきありがとうございました。僕のXのアカウントの方に感想や疑問点などを送ってくださるととても嬉しいです。

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