10回に一度の反省。楽屋トーク。その7。

はいどうもー、適当に書けるやつです。第7回、あと30で目標の100。ちょうど2021年が明けたときに書いているけど、読者にとっちゃ季節感なんかどうでも良いだろうから普通に書きます。ブログなどで、いちいち「1月も半ばになりまして」なんて挨拶などを書いているのは、特に気にはならないけど意味はないよね。自分もブログには書いてるんだけど。

前回書いたのが10月。あの頃は平和だったよね。毎回そういうことを書かなければいけない終末感が、ここんとこの時候の挨拶って感じがする。ひとまず、職場のデスク周りを誰も掃除してくれなくて、イライラキーと正月早々掃除機をかけている始末。そんなんどうでもいいか。

まずこの10回の総括か。うむ。前回書いたとおり、「会話中心」で書き溜めていたものを放出した。投稿は11月や12月でも、文章は夏前に書いていたものというものが多い。そこへきての、『赤いギターと女子高生』の3連作。この企画を始める前、つまり1年以上前から、頭にあったプロットで、宣伝もしてないけどPVも多い。

ただし、1年以上前にあったときの「(仮題) 女子高生、ギターを買う」のストーリーからは、かなり方向も転換したし、もちろんオチも違うわけで、アイデアを寝かすことの大事さというものも実感した。草稿したメモアプリも、この作品だけ別のメモを使って、下部に設定と展開を先に荒く書いてから書いてる。

逆に言うと、他のはいきあたりばったり書いてるんだな。すいません。

なお、赤いギターにはモデルがあるけど、女子高生にはモデルはないあたりがウチらしいでしょ?『けいおん!』は、10月から11月にかけて、2シリーズと映画を全部見て、例の「コレくらいなら弾けんじゃないの?」病が発症して、5~6曲は大体ギターとベースで弾けるようになった。あ、ベースも買ったんだわ。ただ、年末くらいからさすがに繰り返しやりすぎて、鼻についてきたので、ちょっと違うのに移ろうかな。Iron Maidenとかいいねえ。Van Halenは弾けません。

●この10回分の反省。
まあ、『赤いギターと女子高生』だな。モチベーションは高かったものの、書くのにもエネルギーを使って、書いたあとからいまだに、もうやり切ったとフヌケになっており、いかんなあと思っている。『モテたい学生』『だいぶ、だいぶつ』も、夏くらいには書いていた。つまり、10作中3作くらいしか、投稿期間中に書いていない。仕事が忙しくって。

話を戻して、設定や展開を別に書いておいて、文章を作っていくスタイルについて。
別のブログでイラストを描いているけど、ネットでイラストを描き始めた1997年頃って、いきあたりばったりで描いたら何故かうまく描ける時期があり、しばらくそのスタイルで描いていた。そのあと、絵柄をスパッと変えて、太めの線で輪郭を描く、モダンでジェネリックなイラストスタイルにしたときに、サラサラっと描いている感を出したくて、2年くらいはいきあたりばったりで描いていたんだけど、10枚に1枚くらいしか納得がいかない事が多かった。

そこで、四角柱と円柱を組み合わせてモデルを作って、肉をつけていくスタイルにしたら、コンスタントにうまく描けるようになったりした。最近はラフ描きを小さく描いて、拡大して修正しながら描く方法を取っている。

いや、イラスト教室じゃないな、ここは。つまり、下書きや素描というものがあると、骨格がしっかりと決まってくるのは、イラストも文章も同じだなあと。多分作曲もそうなんだろうと思う。ただ、時間がかかるのよね、そういう書き方。

●この10作で影響を受けた本。
えーと、何読んだっけ(booklogで検索して)?角田光代『対岸の彼女』は良かったな。鼻につく設定と、途中でネタ切れした語彙力低下はあったものの、タイトルまでうまく決まった長編。これは一度読むと良いと思う。

あとは、短編集なんかを読み飛ばしていて、あんまり印象に残っていない。半村良とか梶尾真治の短編は、SF的な着想として、オッと思うものが直後にはあるんだけど、だいたいすぐに忘れてしまっている。SFねえ。書きたいねえ。

●この先、どんな先?
「とりあえず100作書くぞ」と始めたので、あと30はペースが落ちても、意地でも書きます。うち数編は6~7割書いてあるし、ショートショートも書いてとどめているのがある。書きたいネタ帳は結構溜まっているので、オチが思いついた順に書いていこうと思っている。あと、2~3連作のプロット下書きしてのものも2回はやりたい(うち1本はネタあり)。

それで、100終わったら、とか相当先のことをもう書いてしまうのだけど、週に1篇は難しいとして、「妄想散歩小説」という類のものがやりたいなあとおもったのだった。昔『見参!アルチュン』という番組があって、散歩しながら、ゴム手袋が干されているのを見つけて「この辺には、人を捕まえる宇宙人が住んでいるに違いない」みたいな妄想をする番組。ああいうのをやりたいなあと。趣味というかなんというか、休日は歩数稼ぎで歩き回りなので、あの歩いている間の話を書くというもの。ほとんど会話もなく、自省みたいなものになると思う。

現実に歩いた直後に書くのがベストなのは当然なものの、このご時世そうは行かないので、ここで過去に歩いた軌跡をGoogle Mapsに保存しているのがあるので、それを利用しようかと思っている。途中にあるものは、恐怖ストリートビューと、完全に想像で書くことになるが。

あとまあ、自由に書きたいな。いやあ早く100作終わらないとな。無責任にもほどがあるが、まあそんなもんだ。