10回に一度の反省。楽屋トーク。その3。

 はいはい、気楽に書けるので書き溜めていない楽屋トークの時間です。早くも30回、ようやく30回。他のブログも回さないといけないし、子供関係のブログの準備もしており、調子に乗ってnoteばっかり書いてるわけにいかないものの、楽屋トークなら筆も走りまくり滑りまくり転びまくりの三まくりなので、勢いでいこう。

●この10回分の反省。
一言で言うと、迷走。出来不出来の差が大きくなってぶれている感がある。原因を一言で言うと、年度末。蝋人形にしてやるのは聖飢魔IIだが、それ以上に恐ろしいのが社会人の年度末。早朝と昼休みといった2大執筆時間に、業者へのメールや書類を消化しまくっており、本職もあるので右手が腱鞘炎気味だ。決してWiiの太鼓の達人のせいではない!絶対に違うっ!

そうではなくて、オンラインのメモ(Simplenote)に書き溜めているものの、集中力が続かないので3本くらい平行に書いており、そのウチの一応締めまで行ったものをちゃんと推敲せずに投稿しているので、最後の詰め的な部分が甘い文章が多かった。普段さんざん言っているブックオフの話は、最後の締めありきで書いているので、長い割に評価が多いのは頷ける。一方で、2つに分けた『伏線の日』については、タイトルだけあって、いきあたりばったりで書いていったもの。ちゃんと伏線になってない?また、ちゃーんと使いますから。

作風としての反省で、移動をさせるっていうテーマがあるんだけど、あんまり実行できていない。むしろ、あまり気にせず書こうとした10本だったと思う。おかげで、見た目、論文的なエッセイみたいになっている文章もあるわけ。だいたい書いてから、「あー違う違う…でも書いちゃったしな」みたいな状態で投稿したものが多い。多いじゃダメなんだろうけど、そこはプロじゃないので許して欲しい。だいたい最後の締めの文章なんかは歩いていて思いつくものなのだが、この10本に関してはあまり歩いていても思いつかなかったんだよね。

●この10作が影響を受けた本。
あんまり影響は受けてない。津原泰水『ブラバン』、山本文緒『眠れるラプンツェル』あたりは、そうそう、そんな感じで脱線したこと書くよねえと思いながら読んだ。赤瀬川原平『老人力(全)』については、ネタ出しに使わせてもらった。たまにはエッセイも読まんといかんですね。

●noteの仕様について。
事あるごとに「読みもせずに"いいね"を付けられる」「意識高い系ばっかりかよ」なんて書いていたら、前回の楽屋トークには何も付かなかった。一応読まれているらしい。ほんとに、冷静に考えてみろよ。ネットに誰でも書けるという恵まれた環境ができたというのに、その環境が、意識だけ高くて毒にも薬にもならない自己啓発みたいな文章で埋もれていく。しかも検索にそういうのばっかりが引っかかる。地獄やろ?(このあと色々書いたけど削除)。

追記。「いいね」を付けてくる人のうち、自己啓発、ビジネステクニック、商材販売等のインターネットにノイズを撒き散らしている人であると解釈した場合、即時ブロックすることにしました。よろしくね。

●やってみたいカテゴリ。
ていうか、『伏線の日』がうっすらショートショートSF入ってたけど、ベースに有る読書傾向から、ちょっとばかりSF寄りの話も混ぜていく予定。ていうか、もう書いてる。さすがに、ミステリ関係は大事件を起こすわけにいかないため難しいので、基本的には日常レベルの話、かっこよく言えば純文学、かっこ悪く言えばダラダラ小説をメインにしていく。時事ネタを取り混ぜて良いのかなー?ってのが、この手の小説の疑問だったりする。

とにかく、出かけよう。引き続きの目標は、視点の移動。