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「国際女性デーTikTokクリエイターズミーティング2024 〜TikTokを通じて道を切り拓く女性クリエイターの力〜」を開催!28名の女性クリエイターがディスカッションを通じて動画発信の力を確認

ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は、2024年3月8日、「国際女性デー(International Women's day)」を記念したクリエイター交流イベント「国際女性デー TikTokクリエイターズミーティング2024〜TikTokを通じて道を切り拓く女性クリエイターの力〜」を開催しました。

TikTokでは「The Power of We」という世界共通のテーマのもと、各地で国際女性デーを記念したイベントやキャンペーンを実施しています。その一環として、今回日本ではTikTokで活躍する女性クリエイターの皆さまが集まるイベントを企画。交流を深めるとともに、これまでの自分の経験や、今後自分や社会を変えていく方法について話し合っていただきました。

イベントの前半では、TikTok Japan運営チームが2023年以降に実装された最新のものも含む、TikTokの便利な機能を紹介。TikTokクリエイターの皆さまに使いこなしていただきたい3つの機能の内容や使いこなしを詳しくご紹介しました。

イベント後半では、人生を変えるTikTokの力について、パネルセッションとワークショップを開催。パネルセッションでは圧ねぇさん、momohahaさん、へちちゃんの3名の人気TikTokクリエイターが登壇し、「TikTokを始めたきっかけ」や「TikTokを始めてから人生がどう変わったか」などについて自らの体験を語りました。ワークショップでは28名の参加者が6つのグループに分かれてディスカッションを実施。「これまで乗り越えてきたこと」「動画を発信する理由」「TikTokでこれからやりたいこと」について、意見を交わしました。

TikTokの機能と活用方法を紹介

最初にTikTok Japan運営チームが以下の3つの機能について説明しました。

①1分以上の動画投稿で収益を得られる「Creator Rewards Program(旧Creativity Program Beta)」

TikTokは2023年8月、クリエイターがクリエイティブなオリジナル動画を通して報酬を得られる新たな収益化プログラム「Creativity Program Beta(※)」をスタートしました。TikTok運営チームの早川真翔は「TikTokグローバルコミュニティにおいて、収益化するアクティブなクリエイターは昨年から15%増加し、クリエイターが獲得した収益も1.8倍になっています。1分以上の動画を投稿するクリエイターの収益は2.2倍になりました」と現状を説明。収益化に参加するクリエイター数、収益の規模のどちらも拡大していることを強調しました。

収益化の対象になるのは1分以上のオリジナル動画です。早川は「TikTokのグローバルコミュニティは、TikTokでの視聴時間の約50%を1分以上の動画視聴に費やしています」と、1分以上の動画も多く見られる傾向があることを紹介し、クリエイターの皆様に長めの動画にもチャレンジすることを薦めました。

※2024年3月19日より、ベータ版である「Creativity Program Beta」は終了し、新たに複数の機能アップデートを加えた「Creator Rewards Program」を開始しました。

②写真とテキストだけで投稿できる機能

次にTikTok運営チームの田中桜が、最大35枚の写真を楽曲付きで投稿できる機能について解説しました。写真を活用した投稿数は昨年から大幅に伸びていると田中はいいます。「静止画だけで投稿できることから動画編集の手間が省け、4,000文字までの説明文を入力できるため、1投稿の情報量を高められるのがメリット」と説明。さらに「1枚目の写真にユーザーの興味を惹ける写真を使用するのがコツの1つ」と具体的な事例を交えながら"つかみ"の重要性を説明しました。

③コメントフィルター機能

TikTok運営チーム石谷祐真は「コメント機能」について説明しました。TikTokでは誹謗中傷やスパムなどのコメントトラブルへの対策を①ルールの整備 ②ツール(セーフティ機能)の整備 ③教育啓発の推進 ④安全に関する連携の推進という「安心安全4つの柱」で実施していることを紹介。クリエイター自身もコメント管理の設定を適切に行うよう呼びかけました。「不適切なコメントは削除やブロックを躊躇せずに。自分のコメント欄をポジティブな場所にするかどうかは、自分の判断で決めていい」という人気クリエイターの意見を紹介し、コメントフィルター機能の活用方法も提案。たくさんの参加者が、大きくうなずきながら聞き入っていました。

人気TikTokクリエイターが動画発信を続ける理由

休憩を挟み、イベントの後半は人気女性TikTokクリエイター3名によるパネルセッションからスタートしました。今回ご登壇いただいたのは、TikTok LIVEクリエイターの圧ねぇさん、超演技派ハーフクリエイターのmomohahaさん、ダンス動画に加え自身が患うトゥレット症の啓発動画も発信するへちちゃんの3名です。28名の女性クリエイターが見守る中、トークがスタートしました。

まず、それぞれの自己紹介と、TikTokを始めたきっかけについて話しました。

「私はシンガーソングライターで、現在はTikTok LIVEを中心に活動しています。TikTok LIVEは天職だと思っていて、LIVE Proという日本で5人しかいないTikTok LIVEのプロフェッショナルにも認定していただきました。TikTokを始めたのは2020年頃です。元々イベントを中心に活動していたのですが、おうち時間が増えた影響で、1年先まで決まっていたスケジュールがすべてキャンセルになってしまいました。当初は夢を諦めて実家に帰ることも考えましたが、なんとかできることをがんばってみよう、と決心して毎日LIVE配信をはじめました。周りの人を喜ばせたいという思いが原動力でしたね」(圧ねぇさん)

「私が動画投稿をはじめたのは10年前です。他のプラットフォームですが、ただ撮って保存しているつもりだった動画が実は投稿されてしまっていて、しかも気づいたら多くの人が見てくれていました。それが今の活動の始まりです。現在は個人としての活動に加え、『午前0時のプリンセス』(@am0princess)というグループでも活動しています。メンバーにはプラスサイズモデルでありダンサーのJESSICA、ジェンダーレスクリエイターの聖秋流、レズビアンであることを公表している脇腹が痛い大内、そしてハーフの私がいます。多様な環境で生きてきた4人組なので、私たちにしか発信できないことがあると考えています」(momohahaさん)

「私は3年前にTikTokを始めました。体調が優れず外に出るのが難しい状況だったので、家でもできることをやろう、と考えて動画投稿をはじめました。幼い頃から習っていたクラシックバレエの経験を活かし、ダンス動画を中心に投稿しています。また私は自分の意志とは関係なく体が動いたり声が出たりしてしまうトゥレット症候群という病気があるのですが、病気についても発信しています。病気のことを知らない層にも知ってもらいたいと考えて、まずダンス動画だけを投稿し、フォロワーがある程度増えたタイミングで病気の発信を始めました」(へちちゃん)

TikTokを始めて変化したことについてへちちゃんは、「発信を始めるまでは、なるべく病気のことは隠そうとしてきました。でも動画投稿を始めて、自分の病気を周囲の人に話せるようになりました。病気や障がいを持つ人たちが生きやすい社会とはまだまだ言えないので、これからも動画投稿を続けていきたいです」と決意を述べました。

また同じように悩んでいる人に向けて、「一番辛い時期を乗り越えると、少しずつ希望が見えてきます。心が前を向けば、生きやすくなるはず」とメッセージを送りました。

momohahaさんは「TikTok LIVEをきっかけに、80万人で頭打ちになっていたフォロワー数が一気に伸びました」と切り出し、「LIVE配信は、そのときの感情を共有できたり、リアルタイムでコメントを読めたりするのがメリット。今後は視聴者の方とつながれるLIVE配信をもっと活用していきたいです」と今後の展望を語りました。また、「昔は批判的なコメントに落ち込むこともありましたが、なんと言われても流されず、自分のやりたいことを貫き通すのが大切だと思います」と観覧した女性クリエイターたちを激励しました。

momohahaさんの話に大きくうなずく圧ねぇさん。「シンガーソングライター活動をはじめた当初は、『しゃべらなくていい、ニコニコ笑ってるだけでいいから』と言われることが多くて。それなら私いらなくないですか?と思っていた」と打ち明け、「そんな言葉に負けたくなかった。自分が届けたいのはみんなに面白いと思ってもらえるエンターテインメント。誰になんと言われようと、私は自分が良いと思うものをみんなに届けたい。そんな熱い思いを持って10年やってきました」と続けました。

最後に圧ねぇさんは、「これから1人でも多くの方にLIVE配信の魅力を伝え、TikTokを通してより良いエンターテインメントを発信していきたい。みんなに笑顔を届ける、それが私の使命だと思っています。国際女性デーをきっかけに、こうして自分たちの思いを共有できて嬉しいです。すべての女性がより輝けるように、自分の届けたいことをしっかり持って、一緒に発信していきましょう」と力強く締めくくりました。

TikTokクリエイターとして社会貢献を目指す参加者の想い

最後にパネルセッションの内容も踏まえ、参加した女性クリエイターが6つのグループに分かれてディスカッションを実施。「動画を発信する理由」「これまで乗り越えてきたこと」「TikTokでこれからやりたいこと」について、意見を交わしました。

「パーソナルトレーナーで、TikTokではレシピ動画を投稿しています」という参加者は、「健康的なダイエット方法や食生活について広めるために発信を続けたい」と意気込みを語りました。

「TikTokでこれからやりたいこと」というテーマについて参加者からは、「新世代(2005年以降に生まれたアルファ世代)に向けた動画作りにも目を向けていきたい」や「1分以上の動画作りに注力し、収益化にチャレンジしたい」といった意見も。また、別の参加者は「企業のSNS担当として活動しています。自分の会社に還元できるようにこれからも頑張りたい」「クリエイターとして、誰かのためになる動画を作っていきたい」と抱負を語りました。

クリエイター同士の交流が深まり、笑い声に包まれるなか幕を閉じた本イベント。TikTok Japanでは、これからも女性のエンパワーメントのために、継続的に取り組みを進めてまいります。

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