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クリープハイプ、TikTok生配信番組で15秒に分割できない気持ちを徹底討論!

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ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」では、10月9日より「#秋の歌うま」チャレンジを開催、それにあわせて特別番組がライブストリーミング機能であるTikTok LIVEで生配信された。

「#秋の歌うま」チャレンジは、TikTokで季節ごとに開催される定番ハッシュタグチャレンジのひとつで、ユーザーが弾き語りやアカペラ歌唱のショート動画を投稿する人気企画となっており、「#歌うま」投稿はいまや総再生数30億回越えの人気を誇るハッシュタグとなっている。10月24日に放送されたTikTok LIVE番組「あのバンドもいい波に乗ってTikTokでバズった瞬間にあのバンドは終わった だってあたしのこの気持ちは絶対15秒に分割できないし」では、そんな「#歌うま」投稿などで楽曲が弾き語りカバーされているクリープハイプが、アンバサダーアーティストとして登場。クリープハイプの楽曲を歌ったユーザーの「#秋の歌うま」投稿動画の中から、メンバーが選んだ優秀動画と"一番クセが強い歌うま動画"を発表した。

ヴォーカルの尾崎世界観は、「クセがある声なので、歌うまのアンバサダーが少し落ち着かない」と本音をこぼしながらも、メンバー自らが選んだ「栞」や10月21日に発売された新曲「モノマネ」のカバー動画を視聴し、「なんでこんなに(声を)楽に出せるんだろう」「この青春感には勝てない」等のコメントを寄せた。

数字ばかりで見られるのは嫌だと、メンバーが再生回数ではなく中身で選んだという動画を視聴した後は、企画に参加したファンがリモート出演し、TikTokでクリープハイプの曲が使われることに対して徹底討論。番組タイトルでも述べている“あのバンドもいい波に乗ってTikTokでバズった瞬間にあのバンドは終わった だってあたしのこの気持ちは絶対15秒に分割できないし”といったクリープハイプのTikTok企画にモヤモヤしたコメントの募集も行われ、TikTokクリエイターのにんじんと岡田拓也の肯定派の意見からモヤモヤしているファンの否定派な意見まで、幅広い意見に耳を傾けた。

メジャーデビューやファンクラブをはじめる際も、さまざまな意見を受けたというクリープハイプ。TikTokにアカウントを開設、進出したことに対しての意見は賛否両論で、この日も熱の高い意見が多く寄せられた。どちらを否定するわけでもなく受け止める尾崎世界観の見事な切り返しも印象的であったが、否定派のヒナタさんは、「自分の寄りどころであるクリープハイプの曲が軽く扱われないか」「TikTokの曲じゃん」と認識されてしまうのが不安だとコメントした。肯定派の意見としてクリープハイプが前から好きだったという岡田は、「愛してくれる人が増えるキッカケになる」と述べ、にんじんもその意見に同意、TikTokの投稿によって「歌詞を見てくれるキッカケになれば」と話した。ヒナタさんは否定派の意見として「まさか(否定派の意見が)本人に届いてるとは思わず」と前置きしながらも、クリープハイプが流行としてひとくくりにされてしまうことへのモヤモヤを打ち明けた。

番組内では、その後もメンバーそれぞれのTikTokに対する考えが真剣に語られ、最後には出演した感想を述べた。ベースの長谷川カオナシは「楽曲を出して手元に渡ったら、その楽曲は好きに扱って頂いていいと思っていたんです。でも、クリープハイプのファンには、1曲をぜんぶ通して聞きたいし、みんなにもそう聞いてほしいと思ってくれている人が多いんだなと改めて思いました」と述べ、さらには投稿された「#秋の歌うま」動画を見て「1曲ぜんぶを聴きたいと思うほどのクオリティだった」と率直な意見を話した。ドラムの小泉拓は、TikTokに対し、若者文化なイメージはあったというものの「自分が好きなら好きでいて、年齢を気にしなくていいんじゃないかと話し、それに対して尾崎も「年齢で辞めてしまうのはもったいない」と小泉の意見に賛同。小川幸慈も「その人のクリープハイプの解釈になっているのが良いと思った」と自由に楽しむことを勧めた。

TikTokで季節ごとに開催される定番ハッシュタグチャレンジ「#秋の歌うま」は終了してしまったが、次の「#歌うま」チャレンジも心待ちにしたい。また、番組の最後には尾崎から「15秒で分割できないものを出すので」と、クリープハイプ初の配信ライブ「太客倶楽部」会員限定無観客(生)配信ライブ『中で出す』への意気込みも語られた。こちらも要チェックだ。

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