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TikTok LIVEを通じてコアなファンを獲得! TikTokクリエイターとしてステップアップするための配信機能活用方法を解説

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TikTokでは、クリエイターの育成やコミュニティ強化のために、日頃からさまざまな支援をしています。その一環として10月4日からスタートしたのが、日本独自のクリエイター支援プログラム「TikTok Japan Creator Academy」。クリエイター100組を対象に、3ヶ月間で総額約3000万円の動画制作支援金を提供。さらに、本プログラムの参加者同士やトップクリエイターとの交流を通じて、動画制作に関するアドバイスやノウハウを共有していきます。

今回は、プログラムの一環として11月22日に開催した参加クリエイター限定のオンラインセミナー「LIVE配信機能の基礎」の模様をレポートします。今回は、最初にTikTok Japanが、TikTok LIVEをする際のポイントをお話ししました。後半は、日頃TikTok LIVE配信機能を使いこなして多くのファンを獲得している「ゆーだま(@yuudama1210)」さんをゲストに招き、配信をする理由や心がけていることを伺いました。ゆーだまさんは、SNSの累計フォロワーが30万人を超え、TikTokの厳選クリエイターにも選ばれている元世界王者のけん玉パフォーマーです。

TikTok LIVEを通じて「コアファン」を獲得する

最初に、TikTok Japanより、LIVE配信を行う重要性やメリットについて解説しました。TikTokでは、主にショートムービーの投稿と、一定の条件を満たした人に解放している「TikTok LIVE」というLIVE配信の2つの機能を提供しています。LIVE配信は、コアなファンを獲得する上で最適なツールです。LIVE配信特有の距離感により、配信者のパーソナルな面がアピールされ、視聴者により「ポジティブ」な心理が働くからです。

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ショートムービーによって、潜在ファンとライトファンを獲得でき、LIVE配信によってコアなファンを獲得できる

コアファンとは、自分のためにイベント出演やグッズ購入などを通じて時間やお金を使ってくれる人のこと。今の時代は、「イメージ先行型のタレント」から「コアファンが多いタレント」が優位な時代へと変化しています。これまではテレビに出演することがエンターテインメントにおける成功と言われていましたが、今はテレビ以外にも活躍の場を広げているタレントが多くいます。そのときに集客面や収益面で重要なのが、コアファンというわけです。
 
そんなLIVE配信機能をTikTokは、2020年7月に正式ローンチしました。今は世界150の国と地域のユーザーのLIVE配信を楽しむことができ、配信者はLIVE配信を通じて、ユーザーと交流したり、リアルタイムでパフォーマンスを行うことができます。TikTok LIVE配信者数はローンチ後、右肩上がりで伸びており、日本国内だけでも一日あたり1万人以上の人が配信を行なっています。配信を視聴する人も2020年11月から2021年9月までに240%の成長率となっており、多くのクリエイターがコアファンを獲得しています。

TikTok LIVEでチェックするべき4つのポイント

続けて、実際にTikTok LIVEを行う際に心がけておきたいことを4つ紹介します。
 
1.配信環境
配信前にライティングや画角、音などが問題ないかしっかりチェックしてください。視聴者はストレスがない配信を好みます。いかに内容が面白くても、視聴環境が悪いと離れてしまうので、まずは、視聴者が良い環境で楽しめることを考えてください。

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ライティングや画角などをチェックして、視聴者のストレスがたまらないようにすることが重要

2.配信時間
ギフトを100万以上獲得しているクリエイターの月間平均配信時間は、約92.8時間で、配信時間の長さとギフト獲得や視聴者数の伸びには相関関係があることがわかります。LIVE配信で成果を上げるためには月間50時間以上の配信を続けるのがオススメです。初心者で慣れていない人は、1日10分や20分でも構わないので、LIVE配信に触れてどんなものか試してみましょう。
 
3.視聴週間
 視聴者にとって、視聴習慣はとても大切です。トップクラスの配信者でもあるゆーだまさんや「かちょー(@katyou0722)」さんは、プロフィールページに配信時間を書いています。配信時間がばらつくと固定ファンがつきにくくなるので、時間を決めてファンの視聴習慣を作りましょう。
 
4.目標設定
 単にLIVE配信をスタートして視聴者とコミュニケーションを取るだけだと、自身の活動に与える影響は少なくなってしまいます。クリエイターとしてコアファンを増やし、ステップアップをするためには、配信ごとに目標を設定しましょう。多くの視聴者を獲得している配信者は、自分がなぜLIVE配信を行うのかを意思表示しています。配信内容にメリハリをつけたり、応援する動機をクリエイター側から仕掛けると、もう一つステージが上がったLIVE配信を行えます。

TikTok LIVEがバズるとショートムービーも伸びる

後半は、TikTok Japanから今回の講師であるゆーだまさんに、普段行っているLIVE配信について質問をしました。

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「ゆーだま(@yuudama1210)」さん

ゆーだまさんのLIVE配信は、基本的にけん玉を用いたパフォーマンスが中心。「内容がブレたら終わりだと思っている」と話すゆーだまさんは、配信内容を統一して、けん玉に関係ないことは行わないそうです。最近は視聴者からの要望が増えてトークもするそうですが「基本的に自分が見せたいのはショーなので、先にやることは終わらせた上で話すように心がけている」と話します。配信時間は一日に3時間程度だそうです。
 
通常のショートムービーでもけん玉のパフォーマンス動画を投稿しているそうですが、LIVE配信がバズると、ショートムービーも後追いで伸びることが多いと言います。その理由についてゆーだまさんは、「LIVE配信に来てくれるファンはコアな層なので、集まる人が多いと続けてショートムービーも見てくれます。ショートームービーは、投稿直後の出だしが重要なので、コアなファンの方がすぐに見てくれることで伸びやすくなると思います」と分析しました。

視聴者がヒマにならないようにアクションを起こしてもらう

LIVE配信を行う際には、視聴者が飽きないように工夫して、できるだけ長くとどまってもらうように心がけていると、ゆーだまさんは話します。例えば、LIVE配信では、単にパフォーマンスを見せるだけでなく、視聴者に盛り上がるコメントの投稿を促すこともあるそう。「視聴者はコメントを書くアクションを起こすことでヒマではなくなり、その場にとどまってくれます。一方的に見せるだけでなく双方向でのやり取りも重要です」と、視聴者を増やすためのアドバイスをしてくれました。
 
ゆーだまさんはTikTok LIVEを始めたことで、フォロワー数が10万人以上増え、街中で大道芸をすると、100人中半分程度はTikTokで活動していることを知ってくれるようになったそうです。また、テレビをはじめとしたメディアへの露出も大幅に増え、マネタイズはもちろん、パフォーマーとしての認知度も上がったと話します。今後について、大きな目標はないと言いますが、TikTokと大道芸を両立させてけん玉パフォーマンスを続けていきたいとのこと。その過程で、自然とけん玉に親しむ人が増えたり、業界も発展していくだろうと話しました。

自分がTikTok LIVEを通じてやりたいことを考える

最後に、これからLIVE配信をする人へアドバイスをお願いすると、ゆーだまさんは「自分自身がLIVE配信で何をしたいか考えてほしい」と話しました。「LIVE配信は、ショートムービーよりバズりやすいと思います。ただし、バズる方法を間違えると、伸ばすためにはそれを続けるしかありません。自分がTikTokを通じてどんな活動をしてきたいかを考えながら伸ばしてください」と話しました。

今回は、TikTok LIVEを行うメリットや、配信をする上で心がけたいことを解説しました。これからTikTok LIVEを始めようと思っている人や、より効果的に活用したい人は、ぜひ参考にしてみてください。TikTokでは今後も「TikTok Japan Creator Academy」を通じて、未来のトップクリエイターを育成していきます。これからも開催したイベントの模様は随時noteで共有していきますので、どうぞお楽しみに!

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