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探究活動 中間発表 

12月7日、6,7時間目の授業にて、3G11でプレゼンテーションをしました。下記はそこで話した大まかな内容です。

2G1の菊地駿斗です。僕は全国制覇のためにというテーマで探究しています。そのためには、個人としては「レギュラーになる」、チームとしては「応援されるチームになる」ことが重要だと考えました。そして、2つのミッション達成に向けて1年生の冬、探究活動コミュニティ、地域協創ラボに入り、本格的に動き始めました。

これは2つのJリーグクラブのスタジアムの入場者数とリーグ戦の順位の変化を表したグラフです。この2つのグラフからサポーターの数が増えるにつれ、順位が高くなっていることが読み取れます。プロクラブはスタジアムへの入場者数が増えると収入が上がり、補強がしやすくなるという事象などからどこまで因果関係があるかは分かりませんが、選手や監督のコメントとこのグラフを照らし合わせてみると、サッカーは「毎年、勝てるチーム」になるためのにはファン、サポーターの応援が大切であるということが分かります。

では、ファンやサポーターを増やすためにクラブはどんな取り組みをしているでしょうか?先の2チームを例にとると、スポーツ振興活動、介護予防事業などの地域貢献活動をしていることが分かりました。この他にもたくさんのJクラブが地域貢献活動を行っています。

我が尚志高校サッカー部では、スクール生として地元の子供たちと触れ合う、キッズコミットを開催する、復興大会をJヴィレッジで開催する、などなど伝統的な地域貢献活動があります。そこで、僕が考えたのは、応援されるチームになるにはこれらの活動に加え、「部員主体の地域貢献活動」もしようと、それを探究しようと思いました。

そこで個人としては自らコーチにお願いして、スクール生として地元の子供たちとサッカーを通して交流しています。また、チャレンジインターンシップ(主催:福島県企画調整部文化スポーツ局文化振興課)に参加し、ココネットマム(NPO法人)と交流するといった、地域と結びつく活動をしました。それらの活動や先生方と話していくうちに、チームを作り、スケールの大きい活動に挑戦しようと考えるようなりました。

思ったら、すぐ行動。良くも悪くもこれが僕の性格です。協創ラボ、アドバイザーの坂上さんという方と連絡を取り、クリエイトというチームのVMOGSTを作成しました。ビジョンは全国制覇、ミッションは応援されるチームになるです。ミッション達成のための方向性であるオブジェクトは日常と考えの共有、スポーツを通した取組みです。具体的にはマネージャー、スタッフ、クリエイトメンバーと協力し、フェイスブックとインスタグラムをこのような内容で投稿しようと考えていました。また、保護者のライングループに公式戦のビデオや写真を共有しようと考えていました。オブジェクトの2つ目、スポーツを通しての取り組みでは、小学校との交流、他部活を巻き込んでの高齢者施設との交流を考えていました。

プレゼンの様子

実際にプレゼンをし、僕含め計9人のチーム、クリエイトを作りました。そして、ミーティングをし、キャプテンにプレゼンをし、考えに賛同してくれたので、一緒に監督の所へプレゼンをしに行きました。すると、SNSで発信するメリットよりデメリットの方が大きい、一高校生として勉強と部活動に集中してほしいと監督に言われ、改めて自分の考えを整理しました。帰省した時に両親や地元の友達と話し合い、クリエイトを閉じると共に、計画していた地域貢献活動からも撤退する決断をしました。(スクール活動だけは今も続けています)それは勉強と部活動に専念するという意味でもあります。

なぜ自分が思い描いた通りにならなかったのか、自分なりに仮説を立ててみると、活動することで発生する悪い面、デメリットに対する解決案が明確に提示できていなかった、一番協力してもらいたかった監督と話す時、相談ではなく、説得をしに行ってたことが挙げられると思います。しかし、一番の理由は身の丈に合わない活動をしようとしていたことだと考えました。全国的にもレベルの高いサッカーと勉強を両立させるだけでも精一杯なはずなのに、その状況下で、スケールの大きな探究活動をしようとした、ということです。

撤退を決断してから約4カ月が経ちました。この間、僕は個人ミッション「レギュラーになる」を達成するべく、多くの時間をかけてきました。ミッションは違えど、全国制覇のために探究活動は続けています。やらなければいけない事をしっかりやり、やりたい事を思いっきりやる。僕らしいライフスタイルでこれからも頑張ります。

ご清聴ありがとうございました。

いかかだったでしょうか?
アクションの効果をはかる指標や現在取り組んでいる「レギュラーになる」のVMOGSTなどは時間とボリュームの関係もあり、割愛させていただきましたが、僕の探究活動の流れは理解していただけたことと思います。上記の写真は「聞き手」であった他の発表者や3年生の方々からもらったメッセージです。応援の言葉や、良かった点などを書いてくれてとても嬉しかったです。

「レギュラーになる」そして「全国制覇」できるよう、頑張ります。

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