罪と夏〜愛しの男〜
2023年夏。怒涛の公演を終えたわたしの愛しの男、もとい阿達慶は「わっしょいCAMP」以外の現場はない。
おそらく、阿達慶のことが大好きな社長が、この時期くらいは休めと仕事を与えていないのだろう。彼は何事にも全力で、輝いて、与えられたものに全身全霊全てを注ぎ込む人だと，わたしは思っているから。
そんな中、愛しの男はとある動画を投稿した。
とりあえず、この素晴らしく可愛い，ありえないほど愛おしいサムネにありえないほど脊髄から溢れ出る愛おしさをぶちまけたい気持ちは山々だが，見てほしい。
…
見たと思って話すからねー
この動画は、このnoteのタイトルがこれである理由をすべて語ってくれている。
彼は、キラキラアイドルで、とてもジャニーズのことを愛していて、自分もそうだがみんなのことも好きになってほしいと、聖母のような優しさに溢れた人だと思っていた。
でもどうだろうか？この動画の彼は、とてつもなく嫉妬深くて、束縛してきて、とても可愛い感情を表に出している。
僕しかいないのでそれは忘れないでください
これは、夏に阿達慶がいないのにも関わらずサマパラとサマステに出向いている阿達慶のことが好きな人間に宛てている言葉です。
それでは、わたしの8月が始まってからのスケジュールを聞いてください。
8/1 8/2 Summer Paradise Make 侍 Noise
8/13 サマーステーション 俺たちがミライだ！ミライBoys24
完全に、バレている。完全に、該当している。わたしはこの動画を見た瞬間、信じられないほどの汗をかき、目を泳がせ、言い訳を考えていた。この状況はまさしく、彼女に浮気がバレている彼氏そのものだった。
そして同時に、愛おしさで胸が締め付けられた。わたしは阿達慶に会えない寂しさを埋めるため(というか、応募期間は慶の事こんなに好きになると思っておらず、千井野を好きになる予定だった)にこんな予定を組んでいたのを、仕事がない慶は指を咥えて見ているしかなかったのだ。
何もできない、無力な自担。同期や仲の良いメンバーの晴れ舞台に行かないで、僕だけ見ていてなんて言えず、嫉妬心を抱えながら、「あなたを幸せにできるのは僕しかいない」と8月中期に溢す。
こうかはばつぐんだ。
これがポケモンの世界だったら、レベル差とタイプ相性で撃沈していた。
何枚も彼は上手で、わたしはどこまでも貪欲だった。
わたしを幸せにできるのは、彼しかいない。彼が与えてくれる幸せは、彼じゃないと摂取できない。そんな簡単なことを理解できていなかったらしい。
確かに、どちらの現場もこれ以上ないくらい、後悔はないくらい楽しめた。本当に楽しかったし素晴らしかったし、いつまでもこの時間が続けば良いと思うほど愛おしいものだった。
でも，終わった後のわたしはいつでもこう言っていた。
「慶に会いたい」
まだ、一回も歌って踊っている阿達慶を目の当たりにしていないわたしでさえ、彼に焦がれてしまう。それほど彼は、おそらく彼が思うより凄く唯一無二になっている。
もうこれは、おそらく阿達中毒か何かだと思う。慶は早急に、これがなんなのか説明するべきだと思う。でも君はおそらく、この状況に深く喜びを感じ、「正常」だと言うだろう。彼は、我々を離す気なんてさらさらない。
あんなにも綺麗で美しい顔をしておいて、我々に対しての感情がデカすぎるし重すぎる彼を、これからもビクビクしながら、愛を受け取り、愛を与え、幸せな関係を築いていきたい。
いつか君が、会場にいる全員の視線を一身に受け取り、One Loveのような愛を誓う曲を歌い上げた日、やっとわたしはおそらく一生君から逃れられないと確信するだろう。蜘蛛の巣に絡まった蝶々のように、逃げられない絶望感に苛まれようと思う。
愛してるよ、慶。
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