京都を学生が帰ってこれる第二の地元にしたいんだ
「京都は学生のまちと言うけど、裏を返せば学生じゃなくなったらまちを離れてしまうってことだよなぁーー」
はじめまして。
tii @京都のワーパパです。
初めて京都を訪れたのは、高校1年生の修学旅行の時。東京育ちの僕にとっては、それまで関西以西は全くゆかりのない土地でした。
修学旅行の自由時間に銀閣寺から河原町三条まで数時間かけて(テキトーに)まちを歩き通した際に、
「こんなに自然、文化、歴史が共存する素敵なまちがあるのか……ここに住みたい!」
とベタ惚れしまして、学生時代の6年間を京都で過ごすことに。
就職で地元の東京に3年間戻ったものの、いずれ京都に帰ってきたいという想いがあり、子どもが生まれたことをきっかけに今年から京都に移住してきました。
「学生終えたら京都出ちゃう」という問題
さて、京都に帰ってきて懐かしさと共にまず感じたことは、
「学生時代の友達、全然京都おらんやん!!!」
ということでした。
(僕の気持ちを映して、心なしか寂しげに見える移住直後の鴨川)
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、京都は学生のまちと言われています。(正確には京都市を指します)
人口の10人に1人が学生。全国No.1。
大学は40近くあり、人口あたりの大学数も全国No.1です。
そんな京都ですが、悲しいかな、卒業したら当たり前のように外に出ちゃうんですよね。僕も人のことを言える立場にはありませんが、大学に残る以外で、京都で就職するという話をしている友人はごく少数でした。
外に出る理由は様々ですが、そもそも京都出身の学生よりも府外出身の学生の方が多いことや、キャリアの選択肢の豊富さなどを考えると、学生からしたら当然の選択だろうとは思います。
「離れてもみんな京都がめっちゃ好き」という希望
京都から離れるという選択をする学生が多いことも事実ですが、一方で、京都が好きな学生もまた多いです。これは非常に大きな希望だと感じています。
僕は学生時代に、友人たちとシェアハウスの管理人をしていました。
大学も地域も年齢も超えて、様々な学生たちが毎週のように集まり、わいわい賑わっていたのですが、みんなと話をしていると
「みんなめっちゃ京都好きやん!!!」
ということを本当にいつも感じていました。
学生から京都に来た友人も、府外から遊びに来た友人も、みんな京都が好きだった。
明確な理由が無くても、なんとなくでも好きになれちゃうところが京都の魅力。もはや魔力。
なので、京都で数年間を過ごした学生たちが、京都を第二の故郷と思ったり、郷土愛を感じたりすることは、僕にとって非常に納得感のある現象でした。
ただ、京都が好きでも、京都を好きになったとしても、離れることも当然あります。だからこそ、「帰ってこれる地元づくり」に京都も取り組む必要がある。
京都を学生が帰ってこれる第二の地元に
そんな想いから、
一度京都を離れた学生や、京都が大好きな方、京都にゆかりのある方と集まって地元を語る「京都ゆかりのみオンライン」を始めます!
まちの方に現状を聞いてみたり、外からはどんなふうに見えているか聞いてみたり、内と外が緩やかにつながる場を作っていきます。
まずは第0回として、これからの作戦会議をするキックオフを開催します!
■イベント詳細
〇日時:2021年6月27日(日)16:00~17:30
〇参加費:無料
〇詳細:Facebookイベントページをご覧ください
https://fb.me/e/3w8CPiZcK
※「のみ(飲み)」なのに開催時間が夕方なのは、僕のような子どものいる世帯も参加しやすいようにしたいからです。家庭を持つとまちづくりとか地域に関わる余裕がなくなるのも、何とかしたい。
京都在住の方にはぜひ地元愛を語っていただきたいですし、今は京都を離れている方には、京都に関わるきっかけを見つけたり、京都を思い出す時間を過ごしていただけたら嬉しい限りです。
京都が好きだから、京都に住みたい。
そんなシンプルな想いから始まった企画ですが、京都が好きな方々と京都を盛り上げていければ大変嬉しく思います!
一緒に企画をしてくださる仲間も募集中です!
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