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走塁の意識(タイガース・カード勝越)

2021/4/4 14時 京セラドーム 〇3-1(中日)

走塁の意識の高さで勝ちを拾った試合でした。勝ち越しの5回の場面、マルテ選手のショートゴロは昨年までのマルテ選手の走塁なら悠々とダブルプレーとなっていたところ、激走で併殺を逃れました。

残った走者を活かして、二死一・二塁(二塁走者はマルテ選手)で打者陽川選手の場面を作ります。中日サイドはマルテ選手の走力を考えて、通常のランナー二塁の場面よりは深めの守備位置。陽川選手・レフト前ヒット!中日の守備陣はホームまで回してこないと瞬間的に思ったのではないでしょうか?

実際、レフトが取った時点ではマルテ選手はちょうど3塁ベース付近。足の速さを考えると回したらアウトかな?と思いましたが、そこからのマルテ選手のスピードはなかなかのものでした。中日のレフトがいつもより一歩前に守るか、一歩チャージを高めていればアウトだったかもしれません。腕を回した藤本コーチもナイス判断です。仮にアウトになっていても「回す」が正解でしたね。

マルテ選手生還の間に、走者・打者が二・三塁まで進んでいたことなど、今シーズンは全選手の走塁の意識の高さが随所にみえます。実際にこの試合のは走塁で1つ勝ちを取りました。こういう積み重ねが効いてくると思います。

投手陣良し、打者陣も多少の浮き沈みはあっても昨年よりはアップ、走塁は向上。あとは守備の安定のみですね。まだまだ1試合に1つはミスが出てしまっていますが、これももう少し試合を重ねると硬さ・怖さが取れてくるようにも思います。シーズン中であっても守備の基礎練習を怠らないように丁寧にいきましょう。

3カードを終わって6勝3敗。2日金曜日の試合を取れたかなー(→7勝2敗)の悔いはありますが、土曜・日曜の試合はなんとか拾った勝利ですので、上下同じですかね。6勝3敗、ナイスなスタートですね。

明日からいよいよ今年最初の巨人戦。これについては明日火曜日の朝に投稿します。

だいちゃん


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