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2回目のピークを作った岡田阪神、追いすがるチームはどこだ?!

2023/8/12 18時 京セラドーム大阪 〇2-1(東京ヤクルト)
仕事の忙しさにかまけてタイガースは強いにもかかわらずコラム投稿をサボってしまっておりました。シーズン終盤に向けて、熱い「虎ラム」再開です。
解説者の方々がいろんな側面で語ってくれている通り、とにかく強い、なにをやってもうまくいく、の状態ですね。5月が1回目のピークだとすると、今シーズン2回目のピークが来ています。しかも無理してではなく、自然に、かつ多少の実験(投手の休養や小刻み継投)も入れながら、です。おそらくですが、岡田監督的には9月に「ピーク」を持ってくる予定だったので、少し早いピークで「誤算」かもしれません。贅沢ですが。このままいくと、3回目のピークが9月に来るのかもしれません。そうなると圧倒的なゲーム差でゴールテープを切りそうです。Xデーの想定もし始めないといけないです。

ですが、まあそうやすやすと「アレ」ができるとは思えません。なにせ18年もできていないのですから。少なくとももう1回の試練はあるでしょう。
その時に出てくるチームはどこか?
ジャイアンツはやはり投手力の面で厳しいと言わざるをえません。いまの状態から貯金20近くを残り40試合強で生み出せるとは思えない。
カープは「1回目のピーク」は完全に終焉しました。いまはその反動が出てます。ゲーム差的には近いところにいますが、夏の疲れや秋山選手の離脱などを考えると、上積みが厳しいような気もします。もし「2回目のピーク」が作れてタイガースを追い上げてきたならば、「すごい」と評価してよいでしょう。来週のマツダスタジアムでの3連戦がカープにとっての勝負所でしょう。タイガースは1つ取ればよい。
ゲーム差は離れていますが、潜在的に怖いと感じるのはやはりDeNAでしょうか。DeNAは6月が1回目のピークでした。そこから完全に底の時期がありました。投手力がよいので、もう一度ピークを作ってくる可能性は十分にあると思いますし、打線の調整を含めて少しその兆候が出てきました。8月11日終了時点で両チームのゲーム差は9、直接対決は8試合。計算的にはタイガースは8試合中2勝できれば安全圏といえますが、なにがあるかわかりません。カープと同じく、来週末の3連戦(横浜)が勝負所でしょうか。ここで3タテを食らうとまた話がややこしくなりそうです。

自軍タイガースに目を向けると、怖いのは次の点でしょうか。
・主力のケガ:代わりの効かなさ加減でいうと野手では、近本選手・大山選手・中野選手だけは安全にケガ無くいって欲しい。投手は少々のことならなんとかなりそうですが、バランスが崩れるのが怖いという意味では、岩崎投手の離脱は避けたいところ。先発陣を含めて、適当に抹消等を行っていますのでリリーフ陣の大量離脱さえなければなんとか良い状態で最後までいけそうな気がします。
・コロナ集団離脱:むしろ脅威はこちらでしょうね。3人・5人単位で行かれると一気に苦しくなります。神が試練を与えるようなことをしませんように。
・他には?と考えましたが、あまり思い当たりません。投手陣もバランスいいですし、適当に打てている。チームの雰囲気もよさそう。死角無しに思えます。あえていえば、監督・首脳陣が焦ってしまうこと、くらいでしょうか。今年に関して出いえばそれもなさそうな気がしますが、2008年の時は、「追い詰められ感」が満載で選手よりも岡田監督が詰まってしまったように記憶しています。経験を経て、その点も心配ないように思いますが、なんと言っても18年間も「アレ」から遠ざかっているので、あえて挙げておきましょう。

なんにしても、9月の中旬以降が楽しみです。どのあたりで「涙の準備」をすればよいのか。その時の岡田監督や主力選手の表情を想像しただけでも「ジワッ」ときますね。

だいちゃん


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