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あと1つのアウトが。。チューニングが必要なチーム状態

2021/5/27 18時 甲子園 ●4-6(千葉ロッテ)

あれれという間に逆転されましたね。これがパ・リーグチームの怖さでしょうか。アルカンタラ投手、あと1つのアウトを取れば後ろの投手で逃げ切れたところ、残念。

第1戦・第3戦とも、今シーズンのこれまでの流れならすんなりと勝っていた試合。ともに、追加点が十分に奪えずとか、ここというところで痛い一本を打たれてとかでの敗戦。おそらくチームのバイオリズム的に少し下降局面にあると思います。

シーズン序盤の「打線の最高状態」ではないことも関係していますね。糸原選手がいないこと、梅野選手の調子が落ちていることから、「とれていたもう1・2点」が入っていないことが逆転につながっています。逆転された後の反発力もいま一歩という状況。

長いシーズン、こういう時期は必ずありますから悲観する必要はないですが、ベンチワーク的には「ファイン・チューニング」(微妙な調整)が必要な時期かなと考えます。シーズン序盤はチーム状態・かみ合わせがよかったので、「王道の采配」でどんどん勝ちが生まれました。が、いまは、選手の状況・相手チームとの力関係・ゲームの流れなどをみながら、「細かな策」を打っていくことが必要かもしれません。

たとえば、結果論ではありますが、昨日の6回2死の場面、ランナーが二人でたらアルカンタラ投手を交代する、という準備ができていたか?おそらく、角中選手を迎えた段階で「いやな予感」(かなりの確率で打たれそう)は感じていたと思います。ただ、交代の投手が準備できていなかったのではと推察します(違っていたらごめんなさい)。2死までがスムーズだったので致し方ない面もありますが、昨日の試合を「なんとしてでもとる」と位置付けるならば、「準備」は必要だったかなと。

選手の状態で勝つモードから、ベンチワークも加えて勝ちを拾っていくモードに、「チューニング」です。

だいちゃん


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