全力疾走の藤浪! 来季は必ず勝ち運が戻ってくる!!
2022/9/18 18時 甲子園 ●0-1(東京ヤクルト)
自身の忙しさと、いま一つ雰囲気とゲーム内容に盛り上がりがないのが相まって、勝負どころの9月であるにもかかわらず投稿を休んでしまっておりました。
そんな中、ネット裏の素晴らしい席をいただいての久々の観戦。本音の希望は「村上のホームランを観て、タイガースが勝つ」。なんとなく周囲のタイガースファンもそのように思っているよう。村上選手の申告敬遠に対して明確に「えーーー!」。
球場観戦・良席観戦ならではで感じれたのは、藤浪投手の気合い。3回の藤浪投手の打席。セカンドとライトの中間にあがったフライ。結果は捕球されましたが、ものすごい勢いでセカンドまで疾走している打者・藤浪の姿がありました。「ゲームに入り込んでいる、充実しているな、今日はこの後の投球もいけそうだな」と感じました。
結果は、ミスもあって6回1失点で敗戦投手。ここ数試合の先発では良い投球内容ではあるが、ちょっと勝ち運がない。数年間「勝つリズム」から離れてしまっていたことが影響している感じ。でも、来シーズンに向けては間違いなく良い流れ。投球内容だけでなく、細部を含めてゲームに入り込んでいけているし、表情もよい。これを続けていれば、必ず「勝ち運」が戻ってくると思う。来季の藤浪投手はいよいよ期待できるかなと。オフは、あまり難しいことを考えずに、いまの良い状態をイメージしたまま過ごして欲しい。
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ゲームの方は、終わってみれば初回の攻撃がすべてでしたね。いまのタイガースはとにかく先取点が大事。1点でも先に取られると一気に雰囲気が重たくなる。なので、初回の無死一二塁は、1点をとる野球をして欲しかった。具体的には、近本選手はバントしてでも一死二三塁を作って欲しかったし、大山選手は3-0から打ちにいってはいけない。本気で3位を取りにいっているであろうシーズン最終盤(残り6試合)。であれば、待つべきだった。
待っていれば、おそらく一死満塁となっていたし、原口選手ならなんとか1点を取ってくれていただろう。結果はわからないが、最善の手で行ってほしかった。藤浪選手の状態から考えて、初回の攻撃が違っていたら、ゲームのすべての展開が変わっていた。
6回の中野選手のエラーは、申し訳ないが論外。基礎的な送球エラーはプロはしてはいけない。一流の遊撃手にはなれない。来季に向けて、「良い薬」にして練習してくれたら嬉しい。
佐藤輝明選手は、昨年のような「雰囲気」がなくなってきているのが心配。最終回の一打サヨナラの場面も、打てる雰囲気は感じられなかったし、観ているファンもそれを感じ取っていたよう。ワクワク感・期待感が減ってきているような気がする。中野選手と同じく来季に向けて、今一度練習から作り直すなど、進めて欲しい。
チームは、監督退任が見えてしまっていて、「3位に向けた執念」が3チームの中で一番少ないように感じる。辞めると言ってしまった弊害が最後に出ているかなーと。「監督を男にする」という雰囲気が最後の6試合で出るのか、出ないのか。もちろんファンとしては、矢野監督4年間の集大成での盛り上がりを期待したい。
だいちゃん
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