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久々!佐藤輝選手だけで勝った試合

2021/8/17 17時45分 東京ドーム 〇6-2 (横浜DeNA)

次にいつ観れるか分からない東京ドームでの横浜戦3連戦。なんとサンテレビが東京ドームから野球中継するのは史上初とのことでした。

(関西圏以外の方は「サンテレビ」をご存じないかもですね。兵庫県本拠の関西地域を主放送地域とするU局。タイガース戦の中継が有名で、必ず試合開始から(何時になろうとも)試合終了まで中継します。タイガースファンの心のチャンネル。https://sun-tv.co.jp/ )

そんな歴史的な?試合に、佐藤輝選手がやってくれました。久々の「佐藤輝選手だけで勝った試合」です。

(実際には、青柳投手の粘り、梅野選手のナイスタイムリー、近本選手のダメ押しタイムリー、スアレス投手復帰、など他選手の活躍大いにありますが、イメージ「サトテルの日」)

3安打・2本塁打・3打点。先制打、追加点ホームラン、追いつかれたところでの勝越ホームラン。言うことありません。

昨晩の試合は、タイガースにとって嫌ーな雰囲気が満載の試合展開でした。調子ヨレヨレの濱口投手なのに最少点しかとれず。その後、守備のミスもあって追いつかれ、流れ的には勝ち越されたらこのまま敗戦に向かうかも、と感じる試合。

「今日は勝つとすれば、佐藤が勝たせてくれる試合。そのパターンだけだ」

と思っていました。するとその通りに2本目の一発で勝ち越し。素晴らしい。佐藤選手もご機嫌さんでした。

内容的にも、3本とも素晴らしいものでした。

1安打目。初回一死満塁、ボールカウント3-1。初回どうしても点が欲しい場面で、意図的に最低でもヒット・外野フライを打ちにいった打ち方とみました。そのため角度はホームラン性ではありますが、フェンス直撃とまり。でも意図的にの部分に佐藤選手の変化を感じます。後半戦ではカウントは状況に応じて少しづつ打ち方を変えているように見えます。

2打席目のホームラン。これはサンテレビ解説の広澤克己さんも絶賛の一発でした。2ストライクと追い込まれた中でインコースの強い真っすぐを少し詰まりながらも押し込んでの一発。「ここを打てるようになったら次にステージにいく」の一打でした。オリンピックの体操競技的にはいえば「E難度」くらいのホームラン。

3打席目の勝ち越しホームラン。前の打席をライトに運んだのに対し、同じインコースの速球を今度はレフトへ押し運ぶような一発。これも佐藤選手にしかできない打ち方。残りジャイアンツとの直接対決10試合。うち6試合は東京ドームです。東京ドームであれば、この打ち方でも十分にレフト方向にホームランになるということを覚えておいて欲しい。

以上の通り、サトテル選手満喫の試合でした。これで、タイガースの新人選手としては田渕幸一さんに並ぶ新人最多ホームランタイ。31本のプロ野球記録を超えるのも時間の問題ですね。

だいちゃん






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