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主婦ポリ番外:NY知事クオモ会見(5.8)

概要:子供も川崎病の症状で重症化する。時効無しで未成年性被害を起訴できるChild Victims Act期間の5ヶ月延長。

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(*今日はパーキプシーのMarist大学から)

“I do not like to state an opinion on a matter unless I know the precise facts.” —Albert Einstein

「正確な事実を知るまでは意見を言うのは止めておきます。」

事実の報告から行います。

総患者数、減少。8196。

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(net)新規患者数、減少。

(net)新規人工呼吸器、減少。

(gross)新規患者数。平坦になって来ています。

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継続的に角度のついた下り坂を見たかった。上った時のように。でもそうではなかった。IHME(ゲイツ財団)の予測モデルでは7月になっても数百/日の新規入院患者数との事。

死亡者数 216

5/2 280
5/3 226
5/4 230
5/5 232
5/6 231
5/6 216 (内171病院/45老人ホーム)

ずっと200台。これも平坦に続く可能性があります。まだ分かりません。

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危機から学び、前進する。学ぶべきレッスンはなんでしょうか?

どうして、こんな事になったのでしょうか?それを認識しなければ同じ失敗を繰り返します。秋には第2波の可能性、とも話されています。

2019 Nov/Dec 中国で
2020 1/21 ワシントン州で症例
     2/1 中国からの渡航禁止
6週間後 3/16 欧州からの渡航禁止。
     その時JFKはまだ開いていた。「Funnel Airport」と呼ばれる全国4空港の一つだったからです。

コロナウイルスは中国から欧州に、そして欧州からNY、シカゴに着陸。12月から3月の間に3百万人の渡航者が欧州からスクリーン無しで来ています。私達は欧州からの感染経路に気づいていなかった。

第2波に備えましょう。

An outbreak anywhere is an outbreak everywhere.
世界のどこかのアウトブレイク(爆発感染、オーバーシュート)は貴方の街のアウトブレイク、と考えましょう。

コロナウイルスに関して私達が知らない事がたくさんあります。

「一度罹れば大丈夫」と思っていました。


今は、「抗体があるからと言って免疫がある(2度と罹患しない)とは限らない」です。

「子供は大丈夫」


「川崎病のような症状で子供も重症化する」。これは73件報告があります。木曜日にNYCの5歳の子供が亡くなりました。他にもコロナウイルスでの幼児死亡のケースを調査中です。

私達は少なくとも子供達は大丈夫、と、安心していましたが、そうではない。

こどもの症状で以下場合、すぐに医療機関に行って下さい。
●5日以上の熱
●乳幼児食欲不振、具合が悪すぎて水も飲めない状態
●強い腹痛、下痢、嘔吐
●肌の色の変化ー蒼白、斑点など
●呼吸が難しい、速い呼吸
●速い鼓動、胸の痛み
●尿の量や回数が減る
●無気力、イライラ、困惑

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マイノリティーがより大きい被害を被っています。NYは全国平均よりは差は小さいですが、死亡数の人種差は問題です。調査、研究をします。

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新規患者のデモグラフィー調査は続けて行っています。ここでも人種コミュニティーによる差が出て来ています。

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Child Victims Act

過去、子供の時の性的被害について時間制限無しで遡って起訴できる州法を去年通しました。このファイリングの機関は8月までとなっていましたが、今州司法局のスピードが遅くなっていますので、この期限を来年1月まで延長します。

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私達はこの事態が始まって今始めてコロナウイルスを先回りして対応できています。今まではずっと「追いかけて」いた。後手後手だったんです。今、制御できている感覚があります。私達は自分の未来をコントロールできています。私達の行動で。マスク着用、Social Distance。。。などで。


あなたの今日の行動が未来を変えます。

Cause and effect.

私達の未来は私達の手の中にあります。


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