主婦ポリ番外：NY知事クオモ会見（5.15)

概要：州内５つの地域でフェーズ１事業（建築／製造／小売りなど）再開。５／２４に４州一斉のビーチ解禁とそのルール。

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総患者数、減少。

(net)新規患者数、減少。

(net)新規人工呼吸器使用数、減少。

(gross)新規患者数。微小の増加。また平坦になっています。しかし全体では下り坂、これがどの数値で落ち着くのか、知りたい所です。
そしてこの新規患者数はフロントライン従事者でなく、家に籠っている一般の人が多数を占める事が分かっていますね。各家庭内での皆さんの行動は政府の統治が及ばない所です。一人一人の予防観念をしっかりしてもらうしかない。

死亡者数 132

5/9 207
5/10 161
5/11 195
5/12 166
5/13 157
5/14 132 (内96病院／36老人ホーム)

国内他州の感染曲線はまだ上り坂。ニューヨーク州は下り坂にいます。州民の皆さんの自らの行動規制の賜物です。

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再開。

州内１０の地域のうち、５つの地域で再開を始めます。

各地域での再開の条件７項目の合否判定はダッシュボードに出ています。

https://forward.ny.gov/regional-monitoring-dashboard

条件を満たしていない地域に関してはPAUSE法は5/28まで延長です。しかし条件を満たせばその期限内でも、再開できます。

再開合格地域はフェーズ１の事業を再開します。（各フェーズは画像参照）

建築業／製造業
２メートルのsocial distanceが取れない時のマスク着用義務。マスクやグローブは雇用主が用意。実際に出席するミーティングは負荷。

小売り業
Curbside Pickup（車で乗り付けての商品受け取り）
●従業員、（車内）顧客両方にマスク着用義務
●ハンドサニタイザーを用意
店内受け渡し（Curbside Pickupが無理な場合）
●注文は事前に。pickupでありshoppingではない
●店内で人数を制限（最大容量の５０％まで）してSocial Distanceを守れるように
●顧客も従業員もマスク着用義務
●ハンドサニタイザー用意

個人の行動
Social Distanceが保たれないときはマスク着用を義務付け（２歳以下幼児、医学的理由からマスク着用が無理な場合を除く）。
PAUSE法はこの５地域では終了しますが、個人の行動について、大きな集団を作らない、お年寄りをウイルスに晒さない、などの規制を皆さんが自分で律して下さい。

再開地域の地域政府(Regional Control Center)
●事業のコンプライアンスをチェック
●毎朝ミーティングをして、数値（感染率、検査結果、入院患者数）をチェック
これらの値は再開と同時に上がって行くでしょう。それは予想がつきます。この値の上昇は制御下でなければならず、急な上昇が見られたときはバルブを閉めるように規制緩和具合を調整する。

ビーチ
NY/NJ/CT/DEで同時にビーチ解禁をします。メモリアルデー週末（アメリカで夏の始まりを告げる祝日／週末）前の金曜日（５／２４）に一斉解禁。
各州で、細かい規制は違いますが大体同じです（詳しくは画像参照）
●５０％の容量まで。駐車場で規制。
●グループでの娯楽禁止。バレーボールやフットボールなど。
●アーケイドや児童遊具などは閉鎖。
●Social Distance義務。地元警察や自治体で見張りを。
●従業員はマスクを着用。
●屋台は閉鎖。

私営／町営／郡営のビーチはこの州ビーチの規則を守る。開けるか開けないかは水曜日５／２０までに州に連絡を。州はそれによって人の流れの予測を立てます。

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社会／経済再開が早すぎ、また閉めた他国からしっかり学んで、賢明な再開を。

地域政府
●コンプライアンスのチェック
●検査／追跡を実施
●全ての値を毎日チェック

一般の方もダッシュボードでチェックして下さい。
https://forward.ny.gov/regional-monitoring-dashboard

再開の成功は私達全員にかかっています。全員、と言う事は一人一人です。自制しながら、賢明な行動を。

Up to all of us.
↓
↓
Up to each of us.

今までの「flattening the curve」だって、州民一人一人の行動の結果です。後年歴史の本が書かれる時、あの曲線平坦化は「政府の仕事」とはなりません。１９００万人の州民全てに「家にいろ」なんて強制できる政府はありません。皆さんが賢く、責任ある行動をしたからあの曲線は変わったんです。

私達は知らない事が多すぎる。そして日々わかる「新しい事実」は厳しいニュースばかりです。若者は大丈夫→大丈夫ではない。子供は大丈夫→大丈夫でない。個人の自身／家族に対する責任は重大です。このウイルスを軽く見ないで。

私が触ったこのテーブルを貴方が触るのが３時間後だったとしても感染する可能性があります。私が触ったステンレスのカウンターを貴方が触るのが次の日だったとしても、感染する可能性があります。このウイルスはここまで協力なんです。店舗がどんなに清掃しても、どんなに消毒しても、最終的に貴方を守るのは貴方自身です。

全員が危険に晒されています。

貴方は貴方の安全を確保して下さい。貴方自身が安全である事が、私達全体が安全である事に繋がります。

NEW YORK TOUGH
賢明／団結／自制／愛。お互いへの責任を持って。