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主婦ポリ番外:NY知事クオモ会見(5.17)

概要:メンタルヘルスの重要性。NY州陰陽性検査4万/日キャパ到達。どしどし行ってくれと、簡単さを知事が自らデモンストレーション。

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総患者数、減少。

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(net)新規患者数、減少。

(net)新規人工呼吸器使用数、減少。

(gross)新規患者数。とてもいいニュースですね。山ののぼり坂には本当に戻りたく無い。グラフを見れば、どれほど速く上って、どれほど下がるのに時間がかかったか分かりますね。

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死亡者数 139

5/11 195
5/12 166
5/13 157
5/14 132
5/15 157
5/16 139(内106病院/33老人ホーム)

下がって来ています。減少、勿論相対的な言葉ですね。平常時に、一日で139名の死亡者が報告されれば大きなニュースになるはずですが。今の状況では「減少」しています。3/25日と同じ値です。

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再開

各地域の7つの再開条件に対する合否はこちらで公開されています。
https://forward.ny.gov/regional-monitoring-dashboard

(*Capital RegionとWestern New Yorkで、リーチがかかってて、7つの条件の一つ検査/追跡能力をクリアすれば再開合格となると言ってました)

今日は78日目です。

メンタルヘルスへの影響。
この状況の心への影響を軽く見ないで下さい。深刻な精神のトラウマのレポートが急増しています。

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皆さんは自分の精神状態を気をつけてモニターして下さい。

How are you, really?

と自分に、近しい人に、問うて。

how are you 、「どうですか?」とサラッと聞くのではなく。「how are you? 」とカジュアルに問えば「fine」とカジュアルに答えてしまいます。

You can’t be (just) fine.

fine,なはずはありません。私達はいま地獄を体験していますから。答えが「not good」なのは当然です。

I’m not good
I’m anxious
I’m nervous
I’m afraid

と話す事をためらわない。「How are you?」 「fine」なんて会話はお決まりの枕詞みたいなものです。意味が無い。しっかり自分の気持ちを話す事、とても大事です。家族の中でも「How are you doing, REALLY?」(どうしてる?いや本当に。大丈夫?)と声をかける事、心を開く事、話し合う事。とても大事です。

The Mental Health Coalition
www.howareyoureally.org
#HowAreYouReallyChallenge

にリソースがあります。

そしてホットラインも活用して下さい。

New York State Emotional Support Hotline: 1-844-863-9314
Head Space: headspace.com/ny

今のところたくさんの方々に利用してもらっています。こういうサービスを使う事を恥ずかしい事だとは思わないで。絶対に。

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検査〜追跡〜隔離

陰陽性検査
ー2/29にFDAから州検査認可。1000件/日、目標
ー3/13 FDAが28の試験所を認可。6000件/日、目標
ー3/19 NY州で平均1万件/日、実施
ー3/26 NY州で平均1万5000件/日、実施
ー4/17 NY州で平均2万/日、実施
ー4/21 大統領と州内検査2倍を同意。連邦と州で役割分担
ー5/17 NY州で平均4万/日、実施

NY州の人口に対する検査数は世界一です。積極的に増加につとめて来ました。検査が感染拡大制御の鍵だったからです。そして今再開に向けて、検査は感染モニターの鍵となります。

CVSと提携してさらに検査所を拡大していきます。州内60カ所以上の CVSで検査を実施。各CVSで50件/日の検査が可能です。

NY州には現在700以上の検査所があります。

問題はそれがしっかり利用されていないという事です。
ドライブインやwalk-inの検査場で1万5000件/日の検査が可能ですが、現在5000件/日程しか使われていません。再開に向けて州民の皆さんは進んで検査を受けて下さい。

検査は州の為であり、コミュニティーの為であり、貴方の家族の為であり、貴方自身の為です。

NY州民、検査を受ける為の条件は以下。
●COVID19の症状(咳、くしゃみ、熱、胸の痛み、聴覚味覚の欠如、、、)の有る人誰でも
●COVID19陽性の人とコンタクトがあった人誰でも
●自主にしろ、要請にしろ、自宅待機をしている人誰でも
●医療従事者、老人ホーム従事者、警察消防などの第一応答者(first responders)誰でも
●公衆に対峙するエッセンシャルワーカー誰でも
●再開可能な地域でフェーズ1の事業で職場復帰する人誰でも

(*これ、、、、全員ですよね)

最寄りの検査場は、新しいサイト
coronavirus.health.ny.gov
で検索できます。

グーグルで”Covid testing near me”と打っても検索できます。

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「検査が足りてない」はもう言い訳になりません。どうも多くの人が(COVIDと関係なく)「とにかく病院に行きたくない」と思っているようです。私もそうです。予約とって、医者と会って、本当に病気かどうか話す、、、。はっきり言って億劫です。

このテストは痛くありませんし、簡単です。知事でもサクっとできる程です。

見てて下さい。

ここに医療スタッフを呼んでいます。(*立ち上がって、看護師さんと向き合う。看護師さんが「あごを上げて、目を閉じて下さい。」)

目を閉じる?どうして目を閉じなきゃ行けないんですか?

このように、質問してもいいんですよ。

看護師さん、どうして目を閉じないと行けないんですか?

看護師:「少し涙が出るかもしれません。閉じていた方が楽だからです。」

分かりました。

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看護師:「以上です」

これだけですか?これでおしまい?

看護師:はい

簡単です!言ったでしょ?痛く無いし、すぐ終わりました。

こんなに簡単なのに検査を受けない術は無い。NEW YORK TOUGHじゃ無くてもできます。簡単です。


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