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主婦ポリ番外:NY知事クオモ会見(6.4)

概要:検査を受ける条件に「プロテスト参加」を追加。アップステートはフェーズ2へ。プロテスターに感染注意の呼びかけ。

本日はコロナ禍96日目
警察官によるジョージフロイド氏の殺害からの社会不安11日目。

コロナのパンデミック、社会不安、そして今は大統領選挙の年であり、全てが渦巻き、米国を更に分断しています。ここまで社会が不安定で危険だったことは私の人生の中でありません。

Buffalo, Rochester, Syracuse, Albany, NYCでプロテストが行われました。全体的に平和的なもので、私は変化を望むメッセージを発するプロテスター達を支持します。彼らは若者で、あらゆる人種。彼らを一部の略奪者/犯罪者と一緒にしては行けません。

ニューヨーク市内でもおおむね平和的でしたが、やはり犯罪者とのいざこざで警官一人が首を刺され、二人が銃で撃たれています。許されない事です。


(*ここまで聞いて昨日は訳すのをやめてしまった位私は腹が立ちました。夜間外出禁止令が出た事により、警察の一般人への暴行が(更に)悪化しています。少しSNSを散歩すれば見るもおぞましい警官隊の暴れっぷりが記録された映像が幾らでも出て来ます。倒され、歩道に頭を打ち付け、後頭部から血を流している白人のプロテスターも見ました。

この会見だけが一日に消費するニュース、という人だっています。

その人達に警察の過剰な暴力の「正しい事実」を伝えない、とはどういう事でしょうか?

会見外でクオモ知事は「犯罪の疑いのない平和的プロテスターを市警が警棒で叩くなんて信じられない」と言いました。そこまでして警察を庇う知事が私は信じられません。大変失望しましたし、残念に思います。)


この状況を利用する略奪者にはしっかりとした罰を与えます。

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COVID関連

総患者数、減少。

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死亡者数 52

5/29 67
5/30 56
5/31 54
6/1 58
6/2 49
6/3 52(内38病院、14老人ホーム)

陽性者数推移

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NYC 26%(6週前)→ 2%(現在)
Long Island 20% → 2%

ここまできました。6週間で。2週間毎に半減しています。私達が今までしてきた事は、成功しています。数字が証明しています。

しかし高速に下がったもは気を抜けばあっという間にまた上がります。体重みたいなものです。

他の州の再開状況を見て下さい。

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再開後感染が広がっています。

再開した州はほとんど感染が再拡大します。

これが人口密度の高い我が州で起こってしまえば曲線が急激に上昇することは目に見えています。

集団免疫獲得を目指し、経済閉鎖をしなかったスウェーデン。「失敗だった」との結論となっています。初期の対応が正しく、感染を抑えられた国も第二波の可能性があります。(* “Japan fears Korean-style second wave of coronavirus”って Nikkei Asian Reviewの見出しが出てました。一応日本は「正しく対応した国」って事になってるんですね、、、。)

「心配し過ぎだ」と思われるかも知れません。しかし、私は数字を見ているだけです。

プロテスター。州内3万人ほどと言われています。Social Distanceは全く守られていません。

州内検査の条件にプロテスト参加者を加えます。参加者は検査を受けて下さい。マスクを着用、そして帰宅した時家族のメンバーに「コロナに晒されたかも」と伝えて下さい。家庭に高齢者がいる時は気をつけて。

もしプロテストで感染しても、それが分かるのは早くて4−5日。症状が無い場合もありますね。プロテスト参加者は「感染した」と思って帰宅後の行動を自制してください。

NYCは来週月曜日フェーズ1開始です。

略奪の被害にあった地域の商店が保険会社とスムーズに交渉を進められるように州がサポートします。

www.dfs.ny.gov

に詳細。

先にフェーズ1を再開している地域で今週フェーズ2に進む地域があります。フェーズ2では屋外のレストラン営業が可能になります。しかし「屋外」という決まりはしっかり守って下さい。「ドアを開いた屋内」はだめです。

卒業式シーズンです。drive-byの祝典の許可を順次出して行きます。


(*私見は割愛します。今年大学を卒業する娘さんに、父親からもらった腕時計をあげた、って話でした。)


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