もうこんな悲劇は繰り返したくないって話⑵

あのネットの情報から、私は書籍を購入した。
泣いた。
とにかく泣いた。
引退を決意した場面が。特に。
今まで大好きな野球に一生懸命で、やっと夢だったプロ野球選手になって。
これからまた成長していこうと頑張っていた矢先に病魔に邪魔されて。また頑張ろうというときに……
その決断を下すのは本当に辛かったと思うと。
涙しました。
そして、案の定、ドラマでも。
そして、最後に横田さんの近況について述べられているエピソードが。
そこは講演活動中の横田さん。
「小さな目標でもいいので、少しずつ少しずつ前に進んで行けば絶対に大きな幸せは訪れるので、頑張って下さい」
そんなことを言っていた。
その時、私は非正規社員の面接の前日だった。
その時も私は自暴自棄で
「どうせダメだろ」
「行ったところで無駄。」
「体調不良って言ってバックれちゃおう」
などと考えていました。
でも、横田さんの言葉を聞いて、「非正規社員になることが横田さんのいう小さい目標なら、前に進んでみよう」という気持ちになりました。
次の日、面接に向かい、受けたところ、

採用

うれしかった。
手続きをして、四月からよろしくお願いします。
ということになった。
帰り、本当に軽やかな足取りでした。
母に連絡し、「よかった」と安心してもらえました。
帰宅し、今まで眠れていなかった私は少し多めに眠りました。

もしもあのとき、横田さんの言葉がなかったら、あきらめていたかもしれませんね。

本当に感謝してもしきれないし、あの時横田さんの言葉を信じて良かったと心から思いました。

ありがとうじゃ足りないくらい感謝したい。そう思いました。

いつかお会いしてお礼をしたいという思いを抱きました。

チャンスは6月にやってきました。
横田慎太郎さんのバースデーイベントです。

私はお金に余裕がなく、参加を見送ることになりました。

・・・・・それを後悔することを知らず


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