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All About Kitties

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意味あり/なしのネコ写真やネコ逸話をまとめてごらんください。
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ピアノのキーを叩く肉球 〜 デイジーの想い出

ピアノを聴く(実際はそのフリだけ)ネコは2匹ほどいるが、デイジーはピアノを弾くネコだった。そして明らかに楽しんでいた。その頃あまりYouTube などを見ずに、ビデオに録っておくということを真剣に考えなかったので証拠はないが、彼女の即興曲は15分程の立派なピースだった。それが生まれるタイミングは私がピアノを弾いている時に限った。つまり自発的にピアノを弾こうということはなく、私が弾いている最中に思いついたように膝に飛び乗って来て、そこから鍵盤へジャンプして演奏を始める。そして私

猫の日に寄せるつぶやき

2月22日は日本ではネコの日だそうである。私の長い猫歴の初代を務めたピートは、運命的にも2月22日が誕生日だった(保護シェルターの出生証明によると)。 私は勝手に、 「ピーちゃんの誕生日はニャンニャンニャン〜🐾」 と喜んでいたが、その日が日本ではれっきとしたネコの日だとは何年も後になってから知った。 この祝日は無論そのニャンニャンニャンだかニー二ーニーだかのサウンドが由来だと推測されるが、ちなみに英語ではこの猫のかわいい時の声はミャウミャウ(meow meow)と表現される

手を使って人間を誘導するネコ

ピアノを聴きに来るネコ(実は違ったという話)を見てそれを覚えてしまったまた別のネコ。。ピアノのベンチのほんの15cmのスペースでも眼ざとく発見、着地し頭ナデナデやカキカキ(何でもいいようだ)を催促する。ピアノを聴きに来ているわけではないのがコンファームされたのは、私がヘッドフォンをしていても(しながらピアノを弾いていても)同じだったためだ。このベンチに座っていることが、私が彼らのマッサージのスタンバイをしている合図となってしまったようだ。 ネコによる要求の表し方はいくつかあ

子牛に追われるルビー

干支に因んではこれ以上に相応しい機会はない、シェアしたい画像です。もう少し鮮明であれば私の動物写真の中で最も面白いものとなったであろうものも、60エーカーもあるその牧草地では望遠レンズを使っても2匹の動くものを点にせずにひとつの枠に入れるのはチャレンジでした。 子猫時代の好奇心旺盛なルビーは、お隣りさんの牧場へ毎日通っていました。およそ20頭程の大小の牛たちは、この広い牧草地を一周しながら無農薬のフレッシュグリーンを食べ歩くのが日課でした。 ルビーは牛やワイルドターキーの

ごはんいらないの?

飼い主:ごはんもういらないの? ミニヨン:いらないの!陽の当たるところにいるだけなの! ~~~~~~~~~~~~~ 注釈:テーブルの上にいるのでゴハンのお代わりの催促だと思って、再びネコ缶を開ける飼い主。冬の朝、限られた陽の当たるスポットにいただけでした。失礼しました。。

ピアノを聴きに来るネコ (実は違ったという話)

18歳になるネコのベルは私がピアノを弾き出すとどこからともなく現れ、ピアノのベンチの空いているスペースに当然のように座ります。ネコ親バカなら、次第にわざとスペースを空けることを覚えるでしょう。私達も結構ネコと同じように学習しますね。 この飼い主もあらかじめわざと端に座り、ベル様のスペースを確保するようになりました。最初の頃は感動して、 「ベルちゃ~ん!ピアノ聴きに来てくれたの~?あなただけよ、私のファンは!!」 まさに猫なで声で頭をナデナデ、カキカキすると、満足そうにそ

布団をかけて寝る準備のネコ

9ライブス:ネコは九死に一生を得、飼い主は20年寿命が縮んだ出来事

これだけでもう大方はお察し頂けるかもしれませんが、これは写真のねこジセラが誘拐された時の話になります。 動物を飼っていると、帰って来ないということがたま~にあるかと思います。本当に嫌なものですよね。。 うちはブロック内でも角の家で、他の家よりも庭の面積が3倍ほどありましたが、ジセラは敷地内にどれだけスペースがあっても、よそ様のお宅へ向かうタイプのコで、兼ねてから少し心配ではありました。 犬さながら人懐っこく、よその家を訪れ、住人やペットに挨拶をし、ゴロゴロと地面に転がっ

ミニチュアの家にゴジラ達がやって来た

黒猫チェッカーズの 一日デイケア    <だれか 遊ぼうよ~!>

この家に一晩お泊りに来たボク、チェッカーズだよ!この家にはネコがたくさんいる!でもみんな年上っぽくて、一緒に遊びたいのにノリが悪い。。 このお姉ちゃん遊んでくれるかなぁ。。 誰かぁ、かくれんぼしようよ! ねぇねぇ、遊ぼうよ~! 人の家の景色も面白い。。 ボク、何でも楽しい。。 ねね、それボクが入った来たケージなんだけど。。。 どうしよっかな。。 アタシに言ってんの? 高いとこ見つけた! 誰も使ってないからいいよね。。 クリスマスの飾りつけ? 僕も手伝う!!

4匹のネコと旅をしています。普通の旅ではなく、旅になってしまう生活をしています。

長い間アメリカで犬とネコと暮らして来て、いつも一番大変なのは住居の確保です。ネコが多いと借りれる家や部屋がなく、持ち家を持っていても、引越を余儀なくされる事はたまに起こります。 そこで二度と引越をしなくて済むタイニーハウスを計画し始めました。タイニーでは家ごと引越ができるからです。そんな私達の「旅」と「家」のあれこれを綴っています。

ギリガン ♥ マイ・ファニー・バレンタイン

写真のコ、ギリガンは1年ほど前にお別れした(死別ではありません)、当時の家の近所のノラちゃんです。お向かいさんで友人のRonがギリガンと名付けました。ノラ猫は私の大きな弱点です。家の中にネコが何匹いようと、裏庭にゲスト猫がやって来ようものなら、一眼レフを取り出して10枚は写真を撮っています。裏庭にゲスト猫が入って来やすいように、何気なくフェンスを緩めている箇所もあります。人間には気づかれませんが大抵のネコは気づき、うちのネコ達の匂いから彼らを物色すべく入ってきます。 このコ

多頭飼い家族の記録

ひと世代前の、我が家の多頭家族をご紹介します。 ↑ 生後一か月程で左から、 ミルドレッド、チェリー、レオン、キュロ、ココ です。 母ネコのミケティンはこのコ達を産んだ5日後に、行方不明となりました。毎日ミケティンの帰りを待ちながら、とりあえずその時点で母業をバトンタッチすることに。いつ帰って来ても、 「ちゃんとすくすく育っているよ!」 と言えるように。 子猫のママをやったことのある人にはお馴染みのルーティンでしょう。ネコ用粉ミルクを作って温め、ネコ用哺乳瓶でミルクをあげ