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読書録
2冊の本の内容をまとめる。
1冊目
社会科の新しい使命 / 的場 正美/池野 範男/安野 功【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)
小学校社会科の目指すべき方向が書かれていたが、実践的な部分はまだ自分には難しい。
ただ、重要なのは、子どもに身に付けてほしい力を明らかにし、段階を踏んで達成できるようにすること。設定する問いのレベルを設定するということだ。例えば、水の学習では、
レベルⅠ 水は、どのようなものか、どのようになっているのか?
レベルⅡ なぜ市の水は市が作っているのか?
レベルⅢ 水はどのようにあるのがよいのか?それはどのようにあるべきか?
のようなイメージで。
また、5W1Hではなく、社会科の問題解決を支える4つの疑問詞
① What(何、どんな)
物事の本質を問う、物事をはっきりさせる
② How(どのように、どのような)
様子、プロセス(経過や過程)、しくみやシステムなどを問う
③ Why(なぜ、どうして)
意図や考え、理由、原因や背景を問う
④ How(どうすればいいか、いかにして)
対策、解決策、在り方を問う
を使うことで、言語による表現がしやすくなる。
また、評価に関しても、客観性を重視するが主観を完全に排除することは不可能なため、重荷になってしまうことに対して、「妥当性」を重視すること(ただし客観的に誰でも理解できるという前提で)と捉えることは、他教科に対しても必要なことかもしれない、と思った。評価することを前向きに捉えられない自分にとって。
2冊目
具体例と失敗例の分類と、その後が事例ごとに書かれている。たしかに新人向けの本だ。
が、自分はまだ実体験が伴っていないため、解決策を見ても現実味がわかず、失敗例に恐れおののくのみとなってしまった。
もったいない。
失敗は成功の母だということは分かったのだが。
よって将来の置き土産としよう。
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