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私情価格と市場価格

こんにちは!店長です。
今日もジムに行ってきました。インボディを測ったら体脂肪率14%台でした。
最近も空き家や終活を意識した家の売却、相続した空き家の売却の相談をいくつか受けています。
相談を受けると、所有者の方のお話しを聞き、建物を見せていただき売却査定をします。
査定金額を算出する際は、建物は耐用年数を超え築年数が経過していると基本的には0円とみなし、土地の査定金額から解体費用分を控除やリフォームの想定をしてその費用を控除して査定額を出すことが多いです。
また、売出しをした場合の主な顧客層も考えます。
一般客(実需)なのか投資家なのか。
そういったことも考えながら査定額を出します。
その査定額が、いわゆる市場価格です。

査定額を所有者の方にお伝えすると、私が買った当時は●●●●万円だったのに今はそんな価格なの!?と驚かれることがあります。
バブルの頃は地価が高く、その頃に比べると今はかなり下落しています。
大日不動産周辺もバブルの頃は坪80万円だったようです。
今ではおおよそ坪28万円~坪30万円程度です。

この自分が買ったときの価格と今の査定額に差がありすぎてその価格では・・・という方もおられます。(これが私情価格)
売出し価格は、自由に決定できるのでいくらで売り出しても構いません。
ただし、その金額ですぐに売れるかどうかは別です。
今はインターネットの時代で情報はたくさん出ています。
探されているお客さん(買主さん)もその物件が高いのは安いのか判断がつきます。
自分の思いなどの組み入れた私情価格と需要と供給が釣り合う市場価格。
これを理解していただき売り出すと早期に買い手は見つかります。

今は、戸建て不動産投資が過熱しています。
400万円以下の物件は、ポータルサイトに掲載するとすごい反響がきます。
その需要も理解されて行動されると、物件の手放れができてご自身はスッキリされますし、物件も買主さんによって再生され、物件も喜ぶことでしょう。
空き家問題も解決に繋がりますし、そこに人が入るということで地域活性化にも繋がっていくと思います。
ではまた!


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