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東京優駿 日本ダービー  考察編

1番人気想定 ジャスティンミラノ
今年の牡馬クラシックの推し馬
まず新馬戦後半4F45.9は破格で特にラスト2Fの10.8を自身が刻んでいる点は歴史上で見ても比較対象がディープインパクトしかいない。
逆に今の馬場でディープが走っていたらどんな競馬になるのか想像するだけでワクワク
2走目の共同通信杯
後半4Fが45.3とチート級の末脚を見せている
後半5Fで見ても58秒で最後加速ラップ
加えて2走とも前目でしっかり折り合っている
特筆すべきはこのレース。
スタートで後手を踏んでしまうが、
そこから出していって2番手のポジションを取る。
普通は2走目ということもあり掛かってしまうが、
そこでビタッと折り合ってしまうのがこの馬
皐月賞はメイショウタバルがスタートからかかってしまい飛ばす展開に
しかも2番手グループが離さずついていくことで中盤早いペースは続き、息の入らないペースが続いた。今までテンが遅く中盤も緩み切った展開しか走っていないジャスティンにとって一番苦しい展開となる。しかし4コーナーの手ごたえは悪かったものの、
しっかり最後まで脚を伸ばせたことで
全方位型の能力を証明した。
血統的にも気性面考えても京都3000も
しっかりレースになると考える。
なぜなら五代母がSicamble直仔。
ここがスタミナを強く伝えている。
もともと皐月賞を勝つようなことがあれば、
三冠はもらったなと思っていましたので
変わらず一着固定で考えています。
個人的にコントレイルの皐月賞を見て、
どこで競馬しても強い馬が
二冠馬、三冠馬になるんだなと思いました。
今回このジャスティンミラノはほぼすべてが
今まで経験したことない舞台でしかも
唯一のプラス10キロ台と完璧に仕上げ切ったとは
言えない状態で完勝したわけです。
正直力が違います。
あとは何事もなく直線を迎えるだけかなと
戸崎Jの涙を待っていますよ!!
 
2番人気想定 レガレイラ
ウォッカ以来17年振りの牝馬Vなるか
この馬はスタートに課題があり、
ポジションが取れません。
しかし全レースで上がり最速をマークしている点は
東京に変わっていいと言えます。
ディープを見ても血統的にはHighclere牝系が
中山でいいとは思いません。
正直ホープフルSはメンバーレベルで低く
勝っちゃったみたいなレースだと思っています。
アイビーSもダノンと同じ脚色で上がってるので
ポジション負けでしかありません。
母父ハービンジャーにHighclere牝系と
晩成志向の強い血統ではあるが、
Lyphardのクロスが入ることで
春のクラシックでの成長が見込める点もいい
ダンスインザダークが母型に入るとスピード性能をブーストさせるので血統的にはドンピシャ

アーバンシック
レガレイラとはいとこで同配合のため、
血統的には語り尽くしました。
この馬を語る時外せないのがやはり
出世レースの百日草特別
このレースはタイム、ラップどれを取っても
エフフォーリア以上のパフォーマンス。
レースタイムをそのまま評価するのは
どうかと思いますが、一つのファクターとして
強い影響を与えると思います
ここの中山2戦もコーナーリングのヘタクソさを露呈しており、まだまだトモが発達してない。
これは小回りでは致命傷でイクイノックスも3歳の頃同じ状況でもう一伸びにつながらなかった。
この牝系はスタートをそろっと出して
足を溜めることで最後の爆発力につながる為、
有馬記念のドウデュースのイメージで自分の競馬に徹する事が大切になる。今回ジャスティンをマークする立場にあるのはアーバンシックよりレガレイラになり、鞍上もルメールという事を考えると武史が強気の後方待機策を発動してくれればジャスティンとの叩き合いが楽しめそう!
同血統だからこそこの辺りで強弱をつけたい

コスモキュランダ
前走の皐月賞は強い競馬でミラノに迫っての2着
皐月賞を勝ったアルアイン産駒
母父の母方に入るDixieland Band。
この血はアスコットの4000を勝つほど
タフでアップダウンに強い血。
加えて豪州牝系なので外差しはぴったり。
今回モレイラは4コーナー入り口まで内で足を溜め、
徐々に外に出し進出する完璧な騎乗。
血統傾向もピッタリ、騎乗もカンペキで
クビ差の2着に負けた。
自分は東京に変わって逆転できるとは思いません。
しかし今回皐月賞の馬だということで
人気が皐月賞よりも落ちるようなことがあれば
馬連の相手、3着候補で考えたい。
ちなみに皐月賞はスタミナの問われるレース質に
なったことで菊花賞でもう一度同じ結果になってもおかしくないとも思ってます!

シンエンペラー
重馬場凱旋門賞馬ソットサスの弟ということで
凱旋門賞挑戦も期待されてるわけですが、
このソットサスは良馬場でこそと考えています。
昨年のエースインパクトが破る前の
仏ダービーのレコードホルダーはこのソットサス
この辺りは矢作先生もインタビューで!
姉のシスターチャリーはBCを勝つほどに軽い馬。
父Siyouniも軽い米国スピードの
Conquistador Cieloを持っていて
ダービーでも好走歴のある血統
母母父のGreen Tuneはフィエールマンも持つ
欧州のスピード血統
じゃあなぜソットサスが勝てたのか!
これは単純にレベルが低くて勝ってしまった
2着は馬場適性だけで来たインスウープ。
3着にはマイルの馬が食い込んでしまった低レベル戦
しかしシンエンペラーは母方に米国要素が薄い
欧州スピード血統で
日本調教馬なのでシャティンなんかで走ってきそう
皐月賞とダービーだと皐月賞向きかなという印象
しかし仕上がりの面で矢作先生もイマイチと
今回の仕上がりはいいとコメントされているので
そこはプラス材料
ただ持続力特化の血統の為、
瞬発力も同時に必要になる今回評価は難しい

シックスペンス
国枝調教師がダービー初制覇を狙うため送り込んだ秘密兵器
スプリングSが超絶スローペースだったとはいえ
ラスト2F10.9-10.8の加速ラップは異次元
10秒台を2ハロン続けては並の馬では到底
出すことのできない数字
ただ当日中山には強風が吹いており、
あくまで追い風参考記録なのは忘れてはいけない
血統はキズナ産駒に母系が米国マシマシ血統
母系で欧州要素を持っていない点はマイナス要素
芝丈が伸びた今は欧州要素も必要になるので
今回思い印までは回さないか

ダノンエアズロック
鞍上がモレイラJということで人気するでしょう
この馬のポイントはアイビーSのパフォーマンス
後半5F45.1という破壊的な後半ラップ
先行してこのラップをきざんでいる点は優秀
ただこの馬はモーリス産駒で気性のところが。
ただ今回そこはモレイラJ。
折り合い技術は世界的に見てもトップクラス
血統はモーリスに豪州牝系なので
キレの部分がありません。
ただ詰まったローテは歓迎であり、弥生賞の負けは馬体重の問題だと思うので今回の馬体重であれば。あと今回前のポジションを取れる筆頭格になるので粘り込みがあってもおかしくないというイメージ!オッズによるが買いたい一頭

人気馬の見解を長々と書かせていただきました!
これを元に土曜日夜強弱をつけた印を出そうと思います。正直今年のダービーはレベルが高く座席が限られているイメージではあるのでどこを絞るか、どこに強弱をつけるか馬券力が問われるかなと思っています!
宣言しますがジャスティンが負けた場合は馬券は当たりません!負けて馬券が当たっても嬉しくないですからね!

では土曜の馬場を見つつ予想上げたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
また次もよろしくお願いします!

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