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基本役に立たないたまに立つ知恵の記録:1 「伊豆で化石掘り」

 先日、仕事が落ち着いて久々の海さんぽチルをした。場所は下田の白浜。基本的なチェック事項といえば、流木・レア石・流れルアー・流れワカメ・シーグラス・植物・貝殻といったところだろうか。

 砂浜をトボトボ歩きながら、上にあげたチェック事項を本能のままに観察採取する。たまに、「あの人昼間からなんで浜散歩してるんだろ。仕事してんのかな。」って思うことがあるだろう。それは僕だ。

そんなこんなで、白浜のなかでもあまり行ったことのないエリアまで歩いた。
以下、いろいろ発見したものたち

大きな穴が空いた流木
ここに何かすぽっと入れれそう
野生のウチワサボテン

こんな感じで気になったものはパシャリ。
そして、兼ねてから気になっていた、貝殻などの化石が埋まった地層をずーと眺めながら、壁面沿いをトボトボ。
このあたりの地層は500万年〜200万年ほど前のもので、伊豆諸島が形成された頃の時代だ。白浜一帯は、かつて海底だった土地が隆起した地層が見られる。
サンゴや貝殻の化石に混じって、面白いものがないかなにかとチェックしているのだ。

と、、そのとき。

ん?

「うっわこれ絶対鮫の歯やん」と思わず興奮している図。急いでそこらへんの鉄の棒と石をゲットして、発掘開始。
潮の干満で帰れなくなるまえに急いで発掘せねば。約3,40分でようやく掘り出せた。

でかい!!!

何サメかまでは分からないが、かなりデカい。
ひそかに化石を追っていた身として、念願の一品である。
そしてどうやら、海岸の貝殻に混じって化石が結構あるという情報を耳にしたので、これからチェックリストに入れようと思う。

あと、なんで骨が化石になるのか謎だったが、どうやらミネラルが骨の内部の空洞に浸透し、長い時間をかけて凝固することで石になるという。その間風化が進まないような環境が必要なようで、貝殻のようなカルシウムに囲まれてるのが良いようだ。

また化石情報入ったらシェアします。

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